

映画を観てマルタ留学をより充実させる方法
公開日 2020年4月9日 最終更新日 2021年08月09日

こんにちは、映画大好きマルタ専門留学エージェント岩田です。
突然ですが映画とマルタ留学、この2つの共通点って何だと思いますか?
答えはひとつではありませんがマルタに留学したい、または今現在マルタに留学している、あるいは過去にマルタ留学した経験がある、いずれも共通点をあげると「英語を学べる」「異文化を体験できる」「楽しい、面白い」といったものが挙がってきます。
私が今、あなたに充実したマルタ留学をしてもらうため何が提案出来るかなと考えた結果。
『ちょっと映画を観てみませんか?』
いや、これは真面目な話なんです、本当に。
この記事ではマルタ留学前に是非知っておいて欲しい、マルタが舞台になった映画を見るメリットやその中でもおすすめの映画を紹介しています。
マルタ留学前に映画に出てくる場所をチェックしておいて、現地滞在中にそこを尋ねれば映画の感動も一緒に味わえてより思い出深いものになること間違いなし。
ぜひページ最後までお付き合いいただき、あなたのマルタ留学をより感動的なものにするためにお役立てください。
Contents
映画で学べる事、得られるメリット
地中海に浮かぶ島国、マルタまでのフライトは何時間かご存知でしょうか?
日本から直行便のないマルタは経由地によってフライトタイムは変わりますが、途中乗り継ぎも合わせるとおよそ20時間前後かかります。
飛行機の中の長い時間で何をしますか?
きっと1本くらいは、映画を観るのではないでしょうか。
YoutubeやSNSを見たくても航空機の有料Wi-Fiは有料、WIFI環境も安定はしていません。
そんな時に映画ならもっと長い時間を過ごせるし、普段あまり映画を観ない人だと気が付かないメリットを得られることがあるんです。
ただ映画を見るだけはもったいないので、先ずは映画を見るメリットを一緒に知っていきましょう。
映画なら一人で楽しむだけでなくシェアだって可能

映画って一人でももちろん楽しめるものですが、実は大勢で見る方がもっと面白いんですよ。
あなた自身が感じたことと違う感想を持つ友達と映画の最中や終わったあとにわいわい話すのはとても楽しいもの。
声を出してケラケラ笑ったり、恥ずかしいから隣にバレないように泣いたり、椅子をガタンと鳴らして周りまで一緒に驚かせるみたいな経験、その気持ちが大きく動いた瞬間を思い出して感動をシェアしましょう。
実はこれ、英語でのコミュニケーションでも同じなんです。
マルタ留学中に体験する文化の違いやさまざまなアクティビティに参加した感動を世界中から集まる留学生と英語で話すことで英語力が伸びるんですね。
マルタ留学中に学生寮・レジデンスで日本の映画をみんなで一緒に見て楽しく英会話を楽しみましょう!
英語の映画、だからリスニングが身につく

マルタ留学したい人は、英語や英会話の力を伸ばしたいというのが目的の一つ。
映画はイギリス映画、ハリウッド映画(アメリカ英語)、インド映画(ヒングリッシュ)などのいろいろな国の英語と発音が聞けるので、同じ英語でもその違いを学ぶことができますよね。
マルタではイギリス英語(ブリティッシュ・イングリッシュ)を学べます。
マルタには年間で75ヵ国近くさまざまな国と地域から生徒たちが集まるので、実は一つだけの発音を学ぶだけでは対応しきれない瞬間が出てくると思います。
国の数だけ発音やアクセント、ジェスチャーの違いが存在するわけです。
日本語の中にもある方言と同じ事なんです。
英語を使う映画の中でも米英やインドその他の国で発音やアクセントは全然違います。
英語の映画をみていると発音の違いやリスニング強化になるだけでなく、英語字幕を入れればリーディング力を伸ばすことも可能。
リスニングの勉強、と決めて映画を見る場合にはサスペンスなどは避け(難しい表現が多い)、文章も短めで楽しい表現の多いコメディを選ぶのがポイントです。
映画を見ること=楽しむことであり、語学勉強!と気を張りすぎずに楽しく映画を見ながらなんとなく英語になれること、これが大切ですよ。
疑似体験できて、人生の可能性を広げてくれる

「あなた素敵ですね、ちょっとお話しできませんか?」
海外で絶世のイケメンや美女に目をジッと見つめられながらこう言われたら、あなたは付いていきますか??
「(なんでわたしに?えっ、他にもたくさんいるでしょ?!)、、、は、はいー///」正直、私は断れる自信がありませんね。
現実ではありえない、あったとしてもあやしい匂いしかしませんが映画の中ならなんだって自由です。
王子やお姫様がいれば、宇宙人や地底人もいますし、歴史上の登場人物から遠くまだ知らぬ未来人まで、想像するどんな世界でも創り出せます。
だからこそ見る側も自由に想像した方が楽しめます、さらに面白いのはここからです。
あなたは主人公の体験を疑似体験しながら自分ならどんな選択や決断を下すか?!
一緒に付いていくのか、断るのか?!
こんな普段はなかなか考えることがむずかしい選択と向き合うこともできます。
映画の世界での疑似体験を自分の中にインストールすることができれば、それが後々、マルタ留学中に役に立つことがあるかもしれません。
留学中に、仲良くなった友達と喧嘩してどう謝れば良いかわからない、勉強が上手く進まなくて落ち込む気持ちを切り替える方法は?など、留学中は楽しい事もあれば、辛く感じられる時もあると思います。
より充実したマルタ留学にするためにはどんな考えが必要か?どんな行動するべきか?を、映画は教えてくれることがあります。
たった2時間で人の人生を生きて、多くの経験を得られるのも映画の良さですね。
映画は人生の教科書にもなってくれると私は思っています。
価値観の幅を広げてくれる

「充実した留学」と「映画を楽しむ」ことの共通するポイントは何でしょうか?
それは、これまでの自分の常識だけに縛られないことが大切ということ。
自分の常識だけにとらわれると英語や異文化など、せっかくの新しい体験を自分の中に取り入れるのに時間がかかるからです。
マルタに聖ヨハネ准氏司教座聖堂という、ぜひ訪れて欲しい教会があります。
中に入ると自分の踏んでいる足下も見上げた天井も、360度の目にする場所すべてに絵画が描かれているとても素晴らしい教会です。
訪れたらきっとすぐに好きになれて、その後も自分から色々な絵と場所をジロジロと見てしまうはず。
ただの教会でしょ、なんて考えないで自分の中に新しい知識や経験をどんどん取り入れられる場所なのでぜひ訪れてほしいおすすめの場所です。
マルタ留学では出会う友達の中に1,2人くらいは性格の合わない人や いくら話しても会話がかみ合わない人とも出会うでしょう。
ある日の授業でペンを忘れたときにその人がサッと貸してくれたら「(なんだ、イイ奴じゃん)」と思って一気に相手への気持ちが変わることもありますよね?!
実はこれはすべて僕の実体験です。
その人のずっと嫌なところしか見れていなかった自分が恥ずかしくなりました。
映画にも現実と同じような大嫌いだったクラスメートと大親友になるシーンが描かれる映画はたくさんありますよね。
映画にはそんなドラマチックな瞬間がたくさん描かれています。
いろいろな映画の登場人物や世界観に向き合って疑似体験しておくと、実体験でも大きく価値観の幅を広げてくれる準備ができる訳です。
映画を通して自分だけの常識に縛られないで、価値観を広げる準備や体験をしてもらいたいですね。
せっかくマルタ留学するなら、英語以外にもマルタの魅力に触れて自分の好き嫌いを知って多くのことを吸収できると良いですよね。
おすすめ!映画の選び方

映画は見てみたいけどどれを選んで良いのか分からないなら、まずはアメリカ映画の最大の祭典・アカデミー賞の受賞作品から選ぶことをおすすめします。
特におすすめなのは、下記を受賞している作品です。
監督賞、作品賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞、衣装デザイン賞
監督賞と脚本賞の作品には、一人でも楽しめる世界観や思わず人と話したくなるような意外な展開を持つ作品があります。
主演男優賞と主演女優賞の作品は、主人公の人生を追いかけながら、よりリアルな疑似体験ができます。
作品賞や衣装デザイン賞を見ていくと、時代毎にどんどん変化する価値観の変化に気がつくと思います。
目的に沿って、見たい映画を選んでみることをおすすめしますよ。
マルタが撮影地のおすすめ映画ご紹介

古い歴史と文化、昔ながらの街並みと現在の街並みの両方をあわせ持つマルタは、多くの映画の撮影地としても有名。
その中からアカデミー賞を受賞している作品を一つご紹介!
作品名『グラディエーター』
2000年公開のアメリカ映画で、ローマ帝国の剣闘士(グラディエーター)を描いた歴史超大作。 第73回アカデミー賞の作品賞、主演男優賞(ラッセル・クロウ)、衣装デザイン賞を受賞。 リドリー・スコット監督作品。
映画「グラディエーター」のあらすじ
信頼の厚い将軍マキシマムが、皇帝と皇太子の権力争いに巻き込まれて奴隷に身を落とし、亡き皇帝マルクス・アウレリウスのために剣闘士(グラディエーター)となり、野心家で父を殺して皇帝となったコモドゥスへの復讐と妻への永遠の愛を誓う人生を描いた作品。
映画の補足
一番の見どころは、圧倒的な迫力のバトルアクション。
剣や盾、弓矢などの古代の武器を使って戦う闘技場シーンでは、本物のトラが使われていて、主演を務めるラッセル・クロウも撮影を通して足の骨折や腰骨のヒビなどの大きなケガをしながら演じるからこそ観る側にも緊張感が伝わる作品。
奴隷という、当時の世界にあった価値観にも触れることができます。
発音も聞き取りやすく短いセリフでわかりやすいので英語初心者にもおすすめの映画。
映画人やセレブに愛されるマルタの魅力

マルタに魅了されるのは留学や観光する人だけではありません。
スティーブン・スピルバーグ、リドリー・スコット、ブラッド・ピット、マドンナ、オアシスなど、有名セレブたちが映画撮影だけでなくお忍びのバカンスでも訪れています。
古い歴史を持つ街並みとヨーロッパの街並みが共存するマルタ島。
自然のままの景観と懐かしい雰囲気を持つゴゾ島、世界有数の透明度を誇りバカンスできるコミノ島など、さまざまな時代やシーンに適した撮影ロケーションがあるので映画やドラマの撮影地としても有名。
マドンナと結婚した映画監督ガイ・リッチーの作品「スウィフト・アウェイ」はほとんどをマルタで撮影していますし、ブラッド・ピット主演の映画「トロイ」もマルタでの撮影シーンがあるため、現地に住むマルタ人と映画の話をしたときには、実際に映画の撮影に参加したという方にお会いして話を聞くことができました。
有名人がマルタを訪れているのを見たことある?とか、どこでどんな撮影が行なわれていたかの?と尋ねてみると地元マルタの人たちとも楽しく交流できますし、意外な発見もあるかもしれませんね。
ちなみに僕は、インド旅行中に、インド映画に通行人として参加する機会がありました笑。
みなさんも運が良ければマルタで撮影場面に遭遇したり、有名セレブを見たり、撮影に参加したりなんてこともあるかもしれませんよ。
まとめ

「マルタ留学」と「映画」の共通点、伝わりましたでしょうか?
今回、映画を見るメリットに加えて、映画とマルタの魅力についても合わせてご紹介してきました。
きっと、いまのままでもマルタ留学は十分に楽しい経験になると思います。
けれど、さらに充実したマルタ留学にしてもらいたくて「映画を見ませんか?」と提案させてもらいました。
この機会を通じて、これからマルタ留学する人にも、マルタ留学した人にも、より映画鑑賞とマルタ留学が豊かな経験になればとても嬉しいです。
マルタ留学について、更に魅力を詳しく聞きたい!疑問点があるので尋ねたい人!!は、ぜひお問い合せください!!!

