出発に向けて準備しよう!マルタ留学に必要・便利な持ち物紹介
Update 2024.06.26
マルタ留学、何を持っていきますか?
パスポートや航空券、長期滞在の場合はビザ申請書類などが必須になりますよね。
その他にも日用品や、季節に合わせたアイテムなど、必要な持ち物はたくさん思い付きます。
マルタマルタにはそういった「何を持っていけばいいの?」というお問合せをたくさんいただいています。
そこでこれまでマルタ留学に送り出してきた学生さんたちから、マルタ留学中の生活や勉強に重宝するもの、
特に「これがあったら便利だったよ!」というグッズを紹介してもらいました。
ということで今回は、学生さんたちの意見をもとに作成した「マルタ留学の持ち物リスト」を一覧にして、
項目ごとにご紹介します。
このページを見ながら留学のイメージを膨らませて、マルタ留学に向けた持ち物の準備を進めてみてくださいね。
Contents
マルタ留学の持ち物リスト
(1) 基本の必須アイテム
- ・*パスポート(機内持ち込み)
- ・*現金・財布・クレジットカードなど(機内持ち込み)
- ・*学校書類(入学許可書など)(機内持ち込み)
- ・留学保険書類
- ・筆記用具一式
- ・*ビザ申請用書類一式(必要な場合のみ)
- ・*国際免許証(必要な場合のみ)
機内持ち込み手荷物について
まずは入国時や入学時などに提示を求められる重要な書類や、現地で携帯しておくべき持ち物についてです。
中でも注意したいのがパスポートなどの「赤いアイテム」です。
これらは入国時に必要となったり、紛失すると大変なことになったりと、
とても重要な持ち物なので、必ず手荷物として機内に持ち込んでください。
貴重品の防犯について
また、特に「財布」と「パスポート」は防犯のため対策をしておくと良いかもしれません。
マルタはヨーロッパの中でも治安の良い国として知られていますが、それも日本ほどではありません。
加えて観光のためマルタ国外に出るなんてことも考えられますよね。
盗まれても良いようにダミーの財布を持っておいたり、街中でデータを吸い上げられないために
パスポートをスキミング防止のケースに入れたり、防犯は案外簡単にできますよ。
マルタ留学やマルタ観光・ヨーロッパ観光を安心して楽しむためにも、
大切な持ち物を守る事前準備をしておくことをおすすめします。
ビザについて
「ビザ申請用書類一式」については、90日以上の滞在でビザが必要となる場合には必須アイテムとなります。
マルタ到着から出発までの滞在期間を確認した上で、90日を超えるようであれば事前に準備が必要ですよ。
詳しくは「マルタ留学 ビザのルールについて」を覗いてみてくださいね。
国際免許証について
「国際免許証」は、マルタで運転をするなら持っていきましょう。
マルタは東京23区の半分ほどの大きさしかない国で、鉄道が通っていません。
バスやタクシーはありますが、必要であればレンタカーを借りることもできます。
マルタは日本と同じ左側車線通行・右ハンドルなので、運転のハードルも低いですね。
マルタ観光にはもってこいです。
日本で免許証を持っていて、海外渡航の予定があれば、警察署などで簡単に発行してもらえますよ。
ドライブは現地の友達と仲良くなる一つの手なので、特に長期留学でマルタを隈なく楽しみたい方は、
事前に国際免許証の準備をしておきましょう。
東京での発行方法についてはこちらから。
その他については「国際免許証+都道府県名」で検索してみてくださいね。
(2) 日用品・衣類
- ・歯ブラシセット
- ・*数日分のシャンプー・コンディショナー
- ・*数日分の洗剤
- ・*基礎化粧品
- ・常備薬・目薬
- ・コンタクト用品・メガネ(必要な場合のみ)
- ・グルーミング用品(髭剃り等)
- ・*生理用品
- ・*コスメ用品
- ・アイマスク
- ・洗濯ネット
- ・通学バッグ
- ・服
- ・下着・靴下
- ・ルームシューズ・スリッパ
- ・タオル・バスタオル(ビーチタオル)
衛生用品について
日用品は消費量も多いので「現地で調達すれば良いや〜」と考えがちですが、実はそれ、多くの留学生にとっての落とし穴。日用品の中でも特に衛生用品は、マルタなどヨーロッパの人に向けて作られたもので、日本人の肌や髪には合わないものも少なくありません。
また肌や髪が強い人でも、匂いが合わないとストレスを感じるかもしれませんね。
そのため、短期留学の場合は「シャンプー・コンディショナー」「洗剤」「基礎化粧品」などを小分けにして
持っていくことをおすすめします。
しかし長期留学の場合は話は別、現地で調達しなければ日用品でバッグはパンパンになってしまいます。
そこでおすすめの裏技が、「現地の子ども用のものを使ってみる」ことです。
特にシャンプーやボディソープなどは刺激も少なく香りも柔らかなものが多いので、
現地のお店で日用品を揃えるときは思い出してみてくださいね。
女性に多い持ち物について
また、マルタに限らず留学生は女性が多め。
日本からの女子留学生は男子留学生の2倍に上るというデータもあります。
特にマルタは女子大生をはじめとした若い女性に人気の留学先ということもあり、
出発を控えた女子学生からは「生理用品」や「コスメ用品」などをマルタ留学に持っていくべきかという質問を
頻繁に受けます。
これに関しても、こだわりがなければ現地で調達しても問題ないです。
しかし、やはり生理用品もコスメも「日本のものの方が機能面でも優れていて価格も安い」とよく言われます。
なので回答としては、「カバンに余裕があれば、普段から使っているものを詰めておいても困ることはない」と
いったところでしょうか。
アドバイス:日用品をマルタに持っていくかどうかはカバンの大きさと相談してみて
日用品や衣類は安価なわりにバッグのスペースを取るので、現地調達するのも一つの手です。
でもマルタはヨーロッパなので、体質や体つきが日本人と異なる部分も多く、
なかなかしっくりくる製品に出会えない可能性もあります。
なので、上に挙げた衛生用品などを中心に「これはこだわりたい!」というものをいくつか選んで持参すると、
マルタ留学中の生活をより快適に過ごせるかもしれませんね。
(3) 電気製品
- ・スマホ(+充電器) ※スマホのSIMロック解除はあらかじめ日本で実施する
- ・パソコン・タブレット(+充電器)
- ・デジカメ(+バッテリー)
- ・海外用ドライヤー・ヘアアイロン
- ・海外用コンセント変換プラグ ×2(BFタイプ)
- ・海外用延長コードorマルチタップ
マルタの電圧とドライヤーについて
日本の電圧は100V・マルタの電圧は240Vと、日本とマルタでは 電圧が大きく異なるため、
マルタ留学に日本から持っていく電気製品は240Vの電圧に対応しているものじゃないといけません。
(製品か充電器のどこかに100V-240Vって書いてればOK!)
上に挙げたものも、そうでないものも、コンセントにつなぐものは全て240Vに対応していることを
必ず確認してください。
スマホやパソコンなど、最近の電気製品は基本的に240Vまで対応していますが、
「 ドライヤー」や「 ヘアアイロン」などは海外使用不可のものも少なくありません。
寮にはドライヤーもヘアアイロンも備え付けられていないため、
必ず海外対応のもの(240Vって書いてあるもの)を持っていくようにしてください。
電圧など電気事情についての詳細は下の「FAQ:マルタ共和国の電気事情」に記載しているので、
もっと詳しく知りたい方はそちらもチェックしてみてくださいね。
海外用コンセント変換プラグ・延長コードについて
マルタの電気事情には日本と違う点がもう一つ、コンセントの形です。
日本はコンセントの先端(プラグ)が二つ足なのに対し、
マルタでは三つ足になっており、日本の電気製品を海外のコンセントに直接挿すことはできません。
そこで必要になるのが「海外用コンセント変換プラグ」です。
マルタの三つ足プラグはBFタイプという形なので、「BFタイプ」と記載のあるコンセント変換プラグを
準備しておいてください。
「持ち歩く用」と「寮に置いておく用」で二つ用意しておくと良いですね。
また「延長コード・マルチタップ」を持っていくのもおすすめです。
マルチタップ延長コードがあれば、一つの変換プラグで日本から持ってきた電気製品を複数使うことができ、
部屋のどこでもスマホの充電などができるのでとても便利ですよ。
これも240Vに対応しているものを選んでくださいね。
(4) 季節別アイテム
【夏編】
- ・日焼け止め
- ・スイムウェア
- ・ビーチタオル
- ・サンダル・マリンシューズ
- ・サングラス
- ・帽子
ビーチには必須、日焼け対策グッズについて
夏のヨーロッパは涼しいと思われがちです。
マルタの夏は乾季にあり雨もあまり降らないため確かに日本のような蒸し暑さはなく、夜は涼しく快適。
とはいえマルタ島は地中海のど真ん中、緯度も日本と変わりません。
そのためジリジリと夏の日差しに焼かれる点はマルタも一緒です。対策が必要ですね。
「2. 日用品・衣類」のところでもご紹介した通り、衛生用品は現地で買うと肌に合わないこともあるため、
特に顔にも使う「日焼け止め」は日本から持っていくことをおすすめします。
マルタ島は小さな島国なので、青く澄んだ地中海を一望できる良いビーチがたくさんあります。
マルタのビーチを堪能するのはマルタ留学の醍醐味の一つでもあるので、
「サングラス」や「帽子」などの日焼け防止クッズともにカバンに忍ばせておいて、
思う存分マルタの夏の海を楽しんでくださいね。
なお、マルタではなんと、天気がよければ10月くらいまで海水浴を楽しむこともできます。
真夏の時期でなくとも、冬でなければ「水着」は持ち物に加えておくとより充実したマルタ留学生活を
送れそうです。
【冬編】
- ・折りたたみ傘
- ・マフラー
- ・ヒートテック
- ・ブランケット(2枚目が必要な場合)
冬のマルタは雨季、雨と寒さ対策について
冬のマルタは雨季真っ最中。
気温は日本ほど冷え込まないのですが、潮風は寒いし雨は降るし、対策は欠かせません。
特に「折りたたみ傘」は、日本のものが安くクオリティも高いため、
持ち物に加えておくことをおすすめしますよ。
また薄くて場所を取らないので、寒さ対策として「ヒートテック」を持ってっておいて損はないでしょう。
詳しい「マルタの気候」については季節についてまとめたこちらの記事に、
「月ごとの気温」についてはマルタ留学の基本情報ついてまとめたこちらの記事に記載しているので、
より詳しく知りたい方はチェックしてみてくださいね。
(5) 他にもあると便利なあれこれ
- ・お土産(ホストファミリー用のお菓子など)
- ・日本を紹介できるもの(地元の食べ物や写真など話のネタになるもの)
- ・レトルト食品(日本食)
- ・調味料(醤油など)
- ・海外用炊飯器(長期滞在の方)
- ・ジップロック・輪ゴム
- ・湿布・爪切り
マルタ留学に持っていきたい「食品」のあれこれについて
日本の食べ物は美味しいんです。
こんな台詞から始まってもピンとこないかもしれませんが、日本人が海外に留学に行くと必ず日本食が恋しくなるし、海外の人も日本食に関心を寄せている人は少なくありません。
マルタ留学中、例えば心や体の調子が悪いとき、いつものように味噌汁や生姜湯でホッと一息つくことができるかできないかは、思っている以上に精神衛生に関わるものですよ。
パックのお粥やフリーズドライの味噌汁、カップラーメンなど、
たとえ「レトルト食品」でも小さい頃から食べ馴染んだ味をバッグに忍ばせておくだけで安心感が違います。
醤油など、馴染みの調味料もあると重宝しますよ。
また現地には炊飯器はあまり売っておらず、質もあまり良くないため、
お米が大好きな方は「小さめの海外用炊飯器(240V対応)」を持っていっても良いかもしれません。
それに、日本食は海外の方に喜ばれることが多いです。
例えば抹茶のお菓子やみんな大好きハイチュウなどは現地の学生との話のタネに持ってこいで、
ホームステイをするならホストファミリーへのお土産としても大活躍です。
自分で食べても良し、人にあげても良し、な日本の食べ物は、マルタ留学中の生活をより良いものに変えることのできる魔法道具です。
盲点、日本だと当たり前だけど実は高品質だったあれこれについて
手放しに「日本のものは良い」「海外のものは品質が悪い」とは絶対に言いませんが、
「湿布」と「爪切り」については話が変わってきます。
慣れない寝床で腰を痛めたり、疲労で肩が凝ったり、案外留学中に湿布が活躍する場面は多くあるのですが、
マルタも例に漏れず、海外の湿布はとても臭うんです。
現地で買った湿布を貼ると全身に浴びる冷たい視線、しんどいです。
それもそのはず、湿布は実は海外では普及しておらず、当たり前に手に入るものではないんですね。
湿布に頼りがちな日本人にとっては、日本の気持ちよくて香りも優しい湿布は貴重です。
お守りのつもりで湿布を持っておくと安心ですよ。
そして爪切り。
日本の爪切りはどこで買っても大きな差は出ませんが、海外の爪切りは高かろう悪かろうのばかやろう。
悪いことはいいませんから、コンビニでもドラックストアでも、安くて切れる日本の爪切りを買って持ち物に
加えておいてください。
(6) 【追加】コロナ禍の留学にあると必要なもの・便利なもの
- ・スマートフォン: 緊急時のやり取り、保健所などとのやりとりに必須。
ポケットWi-Fiのみでの利用はできません。
学校で無料simが提供されるので、現地でプランを決めてお支払い下さい。
SIMカードについて、詳しくはこちらをご覧ください。 - ・コロナに関する海外旅行保険: コロナに関する医療保険や、自己隔離で必要になる滞在費用も無料ではありません。
自分が加入している海外旅行保険の補償範囲をしっかりと把握しておくことが必要。 - ・クレジットカード: 自己隔離や自宅療養時に必要なフードデリバリーやネットでの買い物に必須です。
バックアップとして2枚目のカードも忘れずに。
現金のやり取りはもちろん、暗証番号入力も避けるコンタクトレスタイプが一般的。 - ・ノートパソコン・ヘッドセット・イヤホンマイクなど: 万が一休校措置が取られることになった場合、また自己隔離対象になった場合のオンライン授業に必要になります。
スマホでも授業が受けられますが、イヤホンマイクなどがあった方が便利です。 - ・コロナウイルス検査キット: 2000円程度で20分以内でコロナか即時発見ができるので体調が悪い時や、もしもの時に便利です。
こちらがおすすめです。 - ・マスク: 必需品、特に女子は顔のサイズに合わないこともあるので、カバンに余裕があれば入れておきましょう。
- ・体温計: 毎日の自己管理に。
マルタ留学中の持ち物についてのよくある質問(FAQ)
Q1. 変圧器は必要ですか?
A. PCやスマホは100-240Vの電圧に対応しているため、
特別の事情がない限り変圧器は必要ありません。
ドライヤーやヘアアイロンなんかは240Vに対応していないことも多いのですが、
熱を使う消費電力の高いドライヤーやヘアアイロンに対応した変圧器は高くて重いという欠点があります。
そのため変圧器を購入するよりは、割り切って海外用にもう一つ準備することを
おすすめしています。
上に挙げたドライヤーやヘアアイロンに強いこだわりがあったり、
240Vに対応していないものの留学用にもう一つ準備できないようなものがある場合にのみ、
変圧器は持っていっても良いかもしれませんね。
細かい電気事情については、以下をご覧ください。
Q2. PCは必要ですか?
A. 授業等で使うことはないので、新たに購入する必要はありません。
マルタ留学以前からパソコンを使う方であれば現地でも活躍してくれると思いますが、
必須ではないので、普段から使わない人はこれまで通りスマホ一つで問題ありませんよ。
Q3. 現地でスマホは使えますか?
マルタ共和国の電気事情
【変圧器とコンセントについて】
マルタの基本情報として【電圧240V・周波数50Hz】【コンセントBFタイプ】となっています。
比較のため日本を見てみると【電圧100V・周波数50/60Hz】【コンセントプラグAタイプ】となっており、
電圧とコンセントの規格が異なることがわかりますね。
このため、日本で使っている電気製品をマルタで使うとなると、電圧を変換し、
コンセントのプラグも変換する必要があります。
・電圧
まずは【電圧】について、「スマートフォン」や「パソコン」などほとんどのデバイスは変圧器を内蔵しており、
また充電器も正規品であれば多くは100V-240Vに対応しているため、マルタ留学中もそのまま使うことが
できますよ。
ただ、その他の製品については注意が必要です。
電気製品の中で最も問い合わせが多いのがドライヤーです。
寮にはドライヤーが備わっていないため、ドライヤーは自分用のものを確保しておくことがベストなのですが、
日本のドライヤーは変圧器を内蔵しておらず海外非対応なことが多いんです。
その対策として、普段のドライヤーを持っていき、「別売りの変圧器」を用意するのも一つの手ではあるのですが、おすすめしません。
なぜなら、変圧器は電力を大きく消費する製品の使用に向かないためです。
ドライヤーでターボの温風を出すためには1200W程度必要ですが、
1200Wの電力消費に対応できる変圧器は高くて重くて大きいです。
Amazonで調べると、価格は5桁・重さは5Kg以上と、軒並みプロ使用のものばかりで現実味がありません。
マルタ留学生の持ち物の中でコンセントを使うものといえばスマホ・PC・カメラなどの変圧器内蔵(要確認)の
もの以外には「ドライヤー」と「ヘアアイロン」程度なので、変圧器を買うよりも
「海外対応の製品を事前に持ち物として用意しておく」もしくは「現地の電気屋さんで調達する」ことを
おすすめします。
海外対応のドライヤーを1台持っていれば、今後世界中のどこに旅行・留学しても使えますよ。
マルタ国内でも日本と大差なく¥3,000〜¥4,000程度あれば満足のいくドライヤーが購入できるので、
検討してみてくださいね。
・コンセント
続いて【コンセントの形】について、日本では縦型の穴が横に2つ並んだAタイプが一般的ですが、
マルタでは長方形の穴が3つTを逆さにしたような形で配置されているBFタイプが主流です。
Aタイプは日本の他にも北米などで広く使われている形式ですが、
BFタイプはマルタやイギリスなどの限られた地域でしか採用されていません。
現地にも変換プラグはあまり打っていないので、必ず差し込みプラグがBFタイプ、
差し込み口(プラグ受け)がAタイプとなっていることをご確認の上、
お早めに準備しておくようにしてください。
外でスマホやPCを充電する時も必要なので、 据え置き用と 持ち運び用の2つを用意しておくことを
おすすめします。
据え置き用は寮のコンセントに差し込んで、海外使用可の延長コード・マルチタップを繋げておくと
何かと便利ですよ。