【費用がわかるマルタ留学体験談】Atlas Maltaに3週間 M.M様

従兄弟がアメリカで生まれたことがきっかけで幼少期の頃から、海外に興味を持ちました。
中・高校生の時には、短期間ですがドイツ、中国、オーストラリアと海外研修に参加しました。︎
中でも、留学について、調べていく中で、マルタという国を知りました。
憧れのヨーロッパ圏で英語が学べる、国全体がコンパクト、比較的物価も日本と同じくらいなどと、どの点も魅力に感じ、長い間マルタに行ってみたいと思い続けていました。

また、年齢的にも、20代でやり残したことがないように生きようと強く思ったことがきっかけで、マルタへの留学を決意しました。

さらに、現在の会社では、2022年4月からキャリアデザイン休暇が新設されたことが強い後押しとなりました。

私の性格的に、積極的に輪の中に入って行けるタイプではないと考えていました。
ですから、可能な限り、小規模の学校、クラスも少人数であることを軸に学校選びをしました。
加えて、学校や寮の周辺には、バス停やスーパーマーケットがあるような立地を考えていました。
後は、マルタマルタからのアドバイスを鑑みて、自分の中でしっくりきたATLASに決めました。

宿題が多いことを除いては、概ね、イメージしていた通りでした。
実際のATLASも、全体の生徒数が250人程度で、クラスも週によって変動はありますが9人から15人程でした。
日本人が思ったよりも多い印象でした。
クラスも、最初の週は、私を含めて4人でした。
しかし、英語で話しかけてくる日本人が多いので、勉強になりました。
金曜日は、テスト日でした。
文法、スピーキングテストを週替わりで受けました。

中でも、良い制度だと思ったことは、インストラクターがついていることです。
彼らは、先生ではないですが他国からの留学生？のような感じで、我々留学生に一人一人を付いています。
インストラクターも５人から10人くらい存在し、手厚さを感じました。
他の学校にも、このような制度があるのか不明ですが、滞在中に、分からないことや困ったことがあれば、このインストラクターにWhatAppを通じて、何度か質問をしました。

質問の他にも、到着後、部屋までの案内や寮の説明、アクティビティの引率、最初の日は寮から学校まで道案内を兼ねて一緒に登校しました。
チェックアウトもまた別のインストラクターの方が対応してくれました。
一番のカルチャーショックは、授業開始は９時ですが、授業が進むのは、概ね9時10〜15分くらいでマルタらしさ、海外らしさを感じました。

スコットという宿泊先でした。
３週間という比較的短い期間でもありましたので、そんなものだと過ごしていましたが、帰国直前くらいで、ルームメイトから学校が所有している４つある寮のうち、この寮が一番古いものだと教わりました。

６ヶ月留学する彼女は、宿泊先の変更手続きをしていました。
フラットメイトの部屋を見せて貰いましたが、私に割り当てられた部屋が、面積的には一番小さい印象がありました。
しかし、タンスやクローゼットがない部屋があったりしますが、私の部屋には装備されており、不自由なく過ごせたと感じています。
確かに、玄関の扉が古く、鍵を持っているにも関わらず、開けるのが非常に難しかったです。
後に、その扉は、常に解放された状態になっていました。

最初の週のルームメイトは、モロッコ人でした。
２•３週目は、韓国人でした。
最初の部屋の配置が、ベットがぴったりとくっついている状態で驚きました。
ですので、ルームメイトが変わるタイミングで、フラットメイトと模様替えをして対応しました。

次に、シャワーについてです。
シャワーのみなのは、分かっていましたがカーテンもなく、浴びた後は、床が水浸しになるので、ビーチサンダルが役立ちました。
また、シャワールームとゴミ箱周辺には、常に虫がわいている状態で、虫にたくさん刺されました。
ムヒや虫パッチを持っていて助かりました。

しかし、スコットの立地的には、目の前にコーナーというスーパーマーケット、バス停があるのでこの点に関しては、一番良い印象があります。

一番生活で困ったのは、お昼ごはんを何食べようかということです。
日本のように出来合いのものはほぼないので、慣れるまでは困りました。
学校から宿泊先までの間に、パスティッツィやピザが売っているお店があったので、週１くらいで利用しました。

放課後は、想像以上に学校からの宿題が多く、宿題をする日もあれば、学校がだいたい13時には終わるので、サンジュリアン、セントジュリアン、バスに乗ってバレッタなどに行って過ごしました。
ルームメイトとコミノ島に行ったり、ハンバーガーやアイスクリームををテイクアウトして、近くのビーチで食べたりしました。

後は、一人で映画や族館に行ったり、ゴゾ島に行ったりしました。
また、スリーシティズへの都市観光のアクティビティがあったので、参加してみました。
途中で雨がひどくなったので、途中でアクティビティが中止になりました。

私の場合は、３週間ですが、総額からお土産代を抜いた金額（食費、交通費等）は、約５万5000円程でした。

よく行った場所は、寮から一番近いビーチのサンジュリアンです。
後は、首都バレッタにバスやスリマからフェリーを使ってよく行きました。

どこを切り取っても絵になるほど、どの場所も美しいのはもちろんなのですが、個人的にお気に入りの場所は、マルサシュロック、ゴゾ島、スピノラ湾、バレッタの聖エルモ砦からの景色が好きでした。

長いようで、あっという間に過ぎた３週間でしたが、時間がいつもよりあるので、自分について考える時間も増え、のんびり過ごすことができたのはもちろんですが、自分からアクションを起こさないとダメな時もあるので、主張する習慣が少しずつ芽生えたと思います。
良い意味で、大胆かつ細かいことが気にならなくなったり、穏やかな気持ちにもなり、日本で生活する上で、役立ちそうです。

最後に、３週間では、英語のレベルがアップするとはあまり思っていなかったですが、リスニングに関しては、聞き取れる量が増えたので、今後もこれらをキープできるように、勉強するモチベーションになりました。

価格が手ごろ
サービス（情報）が充実しているから
サービス（情報）の質が良いから
その他

マルタは、また行きたいと思う程、素敵な国でした。
マルタの人は、基本的に優しく穏やかな人が多い印象です。

また、ATLAS生徒もみんなが想像以上に優しいので、こんな私でもなんとかなりました。
不安もあると思いますが、その分、自分の自信にもなりますので、頑張ってください。