

マルタのお金、通貨はユーロ、両替や持ち歩き、送金について
公開日 2020年1月10日 最終更新日 2021年07月05日
ヨーロッパで英語留学が可能なマルタは費用が安いことがおすすめの理由のひとつです。
実際にどれくらい安いか、いろんな留学エージェントにマルタの語学学校に関する見積をとってみると同じ学校・同じコース、同じ期間でも日本円での金額が違うことが少なくありません。
その理由は現地マルタの通貨、ユーロと日本円の両替換算レートが違うためです。
マルタ留学をする場合、語学学校の費用はユーロ建てなので日本円に両替するといくらになるのか計算するのですが、そのタイミングや留学エージェントによって違いがあります。
学費だけでなく、日本からマルタに出発するのであればいずれかのタイミングで日本円からユーロへ両替しなくてはなりません。
どこで、いつ、どのくらいの金額を両替しておけば良いのか、留学期間中のお買い物やお金の持ち歩きなど、マルタ留学に関するお金に関する紹介をしています。
Contents
マルタ留学出発前に必要なお金は何円くらい両替すればいい?

海外留学でいざ日本を出発する際、「とりあえず日本円から現地通貨(マルタの場合、ユーロ)にどのくらいの金額を両替すればいい?」という質問をよくいただきます。
マルタの語学学校に、往路の空港出迎えサービスを依頼しているのであればタクシー代は不要なので、1万円~2万円(100ユーロ~150ユーロ)で良いですが、空港から語学学校指定の滞在先まであなた自身でタクシー等を利用する場合には少し多めが良いですね。
事前にご用意いただくそのユーロを日本のどこで両替するか、なのですが、お住まいの近くに円・ユーロ両替が可能な銀行があれば窓口でも両替可能。
ちょっと離れている場所なら、無理に事前両替をしなくても日本を出発する際に利用する国際空港(羽田・成田や大阪国際空港、名古屋セントレア、福岡空港など)でも両替できます。
マルタ留学中に必要なお金、ユーロの両替についてより詳しく見ていくことにします。
日本円からユーロへの両替については、日本国内の銀行または国際空港両替窓口でも可能なのですが、マルタに渡航した後、現地の両替商または銀行でも手続きをしてもらえます。
現地で両替をする場合には必ずパスポートの提示を求められるのでご注意を。
さて、そのマルタ現地両替と留学前の日本でのお金の両替、どちらがレートが良い(お得)なのでしょうか。
日々、換算レートは変わることもあり、100%の断言は難しいのですが、日本で予め両替しておく方が良いようです。
その日本円・ユーロ両替の際に1つだけ、注意していただきたいことが。
それは高額な紙幣に両替しないことです。
マルタの通貨、ユーロは200ユーロ紙幣、100ユーロ紙幣、50ユーロ紙幣、20ユーロ紙幣、10ユーロ紙幣、5ユーロ紙幣と、2ユーロ硬貨、1ユーロ硬貨、さらに1ユーロ=100セントとして、50セント硬貨、20セント硬貨、10セント硬貨、5セント硬貨、2セント硬貨と1セント硬貨があります。
両替は紙幣での受け取りとなりますが、たとえば200ユーロ分を日本円から両替する場合、50ユーロ紙幣4枚、または100ユーロ紙幣2枚では受け取らないように。
日本のお店は小さな個人商店でも1万円で支払いが可能、お店側はちゃんとお釣りを用意していますが、マルタに限らずヨーロッパのお店では高額紙幣(50ユーロ紙幣以上)で少額な支払い、たとえばカフェで2ユーロのコーヒーを飲んだ場合に50ユーロ紙幣で支払おうとすると「お釣りないから細かいお金で支払って」と言われることがあります。
文化の違い、ではありますがこの点をふまえたとえば200ユーロ分を両替するなら10ユーロ紙幣20枚、または20ユーロ紙幣10枚に両替してもらいましょう。
マルタ留学前に必ずレートをチェック、無駄なお金を使わない
マルタ留学をする場合、学校費用の支払いをするためにあなた自身が日本円をユーロに両替して支払うことはありません。
留学エージェントを利用して学校申し込みをする場合には、学校から届くユーロ建ての請求書面をもとに留学エージェントが日本円に換算した金額で案内します。
指定された日本円を、留学エージェントの振り込み先に支払い、留学エージェントが現地語学学校へ送金するのですが、ここ、留学費用をしっかり見つめるための重要なポイントになります。
マルタに限らず、もしあなたが海外留学をお考えになる場合には必ず、2~3社の留学エージェントから、希望する語学学校、コース、滞在方法と期間を伝えお見積りを依頼してください。
同じ条件で見積依頼を出しても留学エージェントごとに日本円での金額が異なっているはずです。
その理由として1つ目は、手続き代行手数料が必要な留学エージェントならその分、割高になります。今や手続き手数料は無料、という留学エージェントがほとんどになりましたが、それでもなお、日本の大手エージェントの中には手数料3万円~5万円を請求する会社もあります。
無料エージェントとの違いは有料だからケアが充実、ということでは決してありません。むしろ、無料エージェントの方がしっかりと留学生ひとりひとりに案内をしているところも多く、見極めが大切です。
ちょっと話がそれてしまいましたがもう1つ、請求額で注目すべきなのがユーロから日本円への換算レートです。
例えばあなたの現地学校費用が10,000ユーロだった場合。A社は125円、B社は120円だったとしますね。この場合、A社は「自社換算レート」と呼ばれる、日本円・ユーロの変動分をあらかじめ組み込み、損しないように本来の海外送金レート120円に対し、5円、上乗せをしています。
一方のB社は海外送金レートそのまま、この5円の差が実際にあなたが留学費用を日本円で払う際には10,000ユーロなら5万円分の差になるわけです。
マルタマルタはこうした留学生が支払うべきではない、不要な費用を生じさせないため海外送金レートをそのまま適用、語学学校が実施しているキャンペーンなどあればそれらを組み込んだ最も安い費用で留学していただけるようご案内をしています。
クレジットカードやデビットカードを利用してリスクを減らす

日本だとお買い物をするのにクレジットカードを使うこともありますが、お金、現金で支払うことの方が多いですよね。
クレジットカードでの決済をあまり好まない人もいらっしゃいますが、海外は事情が異なります。
マルタ留学での買い物、お金の使い方、クレジットカードについてご案内していきます。
不足したら日本から送金、マルタ留学に大きなお金を持っていかない
日本を出発する際に1万円~2万円分程度の現金を持っていくことをおすすめしました。
でも、せっかくマルタに行くんだしあれこれショッピングも楽しみたい、あちこちを巡るアクティビティにも参加したい、そうなるとお金が必要だからちょっと多めに持っていこうかな、と思うかもしれません。
大きなお金を持っていくことが悪い、というわけではありませんがその分、リスクも伴います。
マルタ到着から、留学期間中にお金を使いきるまで大金を持ち歩くわけにもいきませんが、かといってお部屋の荷物の中にお金を入れておいてスーツケースに鍵をかけておけば安心、とも言えません。
日本と同じくお金を持ち歩いても大丈夫、という感覚はマルタが治安が良い国であっても危険です。
日本から両替していく金額はあまり多すぎないように、お金が不足した場合には国際キャッシュカードでマルタのATMから引き出すようにしましょう。
万が一を考えてクレジットカードを持っていくこともおすすめします。
高校生や大学生の場合にはクレジットカードについて、あらかじめ家族カードを発行できるものもありますが、便利なキャッシュパスポートをご存じでしょうか。
現地渡航後、日本で指定口座に振り込みした分だけ、現地でお金を引き出す、またはお買い物ができるカード。
カードの使い過ぎなどのリスクも減らすことができる便利なカードなので是非、ご利用ください。
海外の買い物は少額でもクレジットカードOK、身分証明書にも
海外では大きなお買い物のときだけでなく、普段の生活、スーパーマーケットでのお買い物、それも少額のショッピングでもクレジットカードでの決済をします。
これは日本のように治安が良くない国で財布の中身をできるだけ開かない、大きなお金をあまり持ち歩かないことにも起因しています。
短期のマルタ留学のためだけにクレジットカードを作る必要はありませんが、もしクレジットカードをお持ちでないようならこの機会に作成してみてはいかがでしょうか。
クレジットカードを使う場合、お店によってはパスポート情報を求められることもあります。
パスポートコピーを1部、財布の中に入れておくと良いですね。
海外、留学生活で現地通貨がなくなってしまった場合でもお買い物や宿泊費用の支払いなどにも使うことができ、身分証明の代わりにもなるクレジットカードは中・長期留学をする場合に是非、お持ちいただくことをおすすめします。
持ち歩き時の注意、高額なお札は入れない、財布を極力見せない

日本で週末に友達とショッピングに出かけるなら、ちょっと多めのお金を財布に入れて出かけますよね。
でも海外で生活しているとき同じ感覚だと思わぬ危険に合うことがあります。
マルタ留学期間中のお金の持ち歩きについて少しだけご案内をさせてください。
治安が良いマルタ、でも留学中にはお金を見られないように
マルタは治安が良く、安心して留学できる国であることは間違いありません。
ですが、日本とは違うヨーロッパの国であり、日本のようにカフェ、レストランで荷物を置いて席とりなどすれば、置き引きに合うこともあります。
お金に関して言えば、支払いの際に財布を大きく開くと中身を見られてしまうことも。
偶然、日本へのお土産を買うために大きなお金を入れていて、それをのぞかれてしまった場合にはスリの被害に合う可能性も考えられます。
マルタに到着して1~2週間くらい経つと、治安が良いからとつい気が抜けてしまいがち。
くれぐれもお金に関しては常に注意するようにしてくださいね。
マルタ留学中のお金に関するまとめ

マルタへ留学や旅行をする際のお金に関するご案内をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
この機会にクレジットカードやキャッシュパスポートを利用してみたいと思われたら是非、お問合せを。
マルタ留学で学校や英語コースだけでなく、こうした現地生活に必要なお金に関するご質問を「わざわざ問合せしなくても良いかな」と思ってしまいがちですが、マルタマルタはそんな留学の小さなお悩みにも迅速かつ丁寧に答えます。
是非お気軽に、お問合せ、カウンセリングのご予約をください、マルタ留学のエキスパートがご案内をいたします。

