Update 2024.11.01

マルタは、観光や語学留学で人気の高い渡航先のひとつ。

そんなマルタは費用が安く日本人が少ないため、英語力向上を目指す方におすすめ◎

最近、テレビやSNSで注目を集めるマルタですが、「どんな文化や歴史があるの？」と疑問に思う方も少なくないはず。

そこで今回は、ヨーロッパのなかでも複雑な歴史を持ち、今でも遺跡が残る場所として知られているマルタの特徴についてご紹介します！

「マルタ基礎学」としてマルタの基本情報である気候や地域、文化も交えて紹介していくので、参考にしてみてくださいね。

マルタの基礎情報

正式国名	マルタ共和国　Republic of Malta
首都	バレッタ
建国	1964年
国土面積	316㎢（東京23区の約半分）
人口	約55万人（2024年現在）
公用語	英語、マルタ語
宗教	ローマカトリック（約98％）
通貨	ユーロ
日本との時差	8時間（サマータイム7時間） ※サマータイムは3月最終日曜 午前2時から10月最終日曜午前3時まで

マルタは国土がそこまで広くはありません。（東京23時区の半分、沖縄本島の1/3ほど）

公用語には英語のほか、マルタ語（アラビア語に近い）がありますが、1943年まで公用語とされていたイタリア語も通じます。

イギリス連邦および欧州連合（EU）加盟国であり、シェンゲン条約にも加盟している国でもあります。

マルタの気候： 比較的温暖で過ごしやすい

マルタは地中海の中心部にあり、文字通り、地中海性気候に属しており、4〜10月が乾季で、11月〜3月が雨季とされています。

マルタは日本同様に四季がありますが、日本に比べ気温の割に過ごしやすいのが特徴です。

4~10月の乾季について | 湿気が少なく、カラッとしている

乾季は気温は高めですが、日本の梅雨のようなジトジトがなく、カラッと乾燥した気持ち良い日が続きます。

また、夏は20時頃まで明るい時期も。

服装も半袖1枚で過ごせるような気温で、日が長く、雨が少ないのが乾季の特徴です。

11~3月の雨季について | 小雨が降ることが多く、気温も下がる

雨季は、名前の通り雨が降りやすいですが、降ってもパラパラと小雨が降ったり止んだりすることが多く、日本の梅雨のように長時間降り続くような大雨はあまりありません。

一方、冬はヨーロッパ北部ほど寒くはありませんが、気温がしっかりと下がり、湿度も高いため、体感温度は低く感じられます。

日本の冬とは異なり、湿度の高い寒さが特徴です。

マルタの各都市の魅力について

マルタは、地中海に浮かぶ小さな島国でありながら、歴史と自然が織りなす美しい風景と、多様な魅力を持つ都市が特徴です。

では実際に、マルタの代表的な都市をいくつかご紹介します！

①バレッタ | 街全体が世界遺産！ハニーカラーの美しい街

マルタの首都バレッタは、ユネスコの世界遺産に登録されている歴史的な都市です。

聖ヨハネ騎士団によって築かれた城塞都市であり、壮麗な大聖堂や宮殿、要塞など、見どころが満載◎

中世の雰囲気が漂う石畳の路地を散策したり、美しい港の景色を眺めたりと、歴史と文化に触れることができます。

②スリーマ | 美しい地中海の景色と安全な環境が魅力のリゾート地

スリーマは、マルタ島東部に位置し、地中海の美しい海岸線に面しています。

そんなスリーマは、リゾート地としての魅力と日常生活の便利さを兼ね揃えた港町。

マルタの首都であるバレッタへもフェリーで5分ほどで行ける好立地なので、歴史的な観光地にも簡単にアクセスすることが可能◎

高級ホテルやレストラン、ショッピングモールが立ち並び、モダンな雰囲気が漂います。

③セントジュリアン | 利便性が高く、語学学校が集中している都市

セントジュリアンは、マルタを代表するリゾート地のひとつ。

美しい海岸線やマリーナがあり、海水浴やマリンスポーツを楽しむことができます。

そんなセントジュリアンは高級ホテルやレストラン、バー、クラブなど、さまざまな施設が充実。若者から大人まで幅広い層の人々が楽しめます◎

また、セントジュリアンは夜でも明るい街としても知られており、ナイトスポットが豊富。

夜のバーやクラブではお酒を飲んでいる人もたくさんいます。

④セントポールズベイ | 穏やかな海と美しいビーチが広がる

セントポールズベイは、穏やかな海と美しいビーチが広がっており、海水浴や水上スポーツを楽しむのに最適な場所です。

活気あふれるスリーマやセントジュリアンとは対照的に、セントポールズベイは比較的静かでゆったりとした時間が流れています。

そのため、美しい自然のなかでリラックスしたい方や、穏やかな海で泳いだり、美味しい食事を楽しんだり、のんびりと過ごしたい方におすすめのエリアです。

⑤ゴゾ島 | 自然と歴史が織りなす楽園の島

ゴゾ島は、マルタ本島からフェリーで約25分ほどの距離にある、静かで美しい島。

マルタ本島とはまた違った魅力を持つゴゾ島は、自然豊かな風景や歴史的な建造物、そして地元の人々の温かさが魅力です。

ゴゾ島には、切り立った崖、洞窟、そして美しいビーチなど、大自然が作り出した壮大な景色が広がっています。

特に、ラムラ湾は赤い砂浜と透明度の高い海のコントラストが美しく、人気スポットのひとつです◎

⑥コミノ島 | 透明度の高い海と静けさが魅力の小さな島

コミノ島は、マルタ島とゴゾ島の間にある小さな島。

マルタ島からコミノ島へは、中心地からバスで1時間。フェリーで10分程度でいけます。

クリスタルブルーの海と白い砂浜が美しい島で、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツを楽しむことができます。

マルタの公用語について

マルタの公用語は「英語」と「マルタ語」

マルタは1800年から164年もの間、イギリスの統治下にあったため、現在でも英語が公用語として使われています。

語学学校はイギリスのクィーンズイングリッシュを使うので、マルタ留学中に標準的なイギリス英語を身につけることができます。

また、マルタの英語教育は、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学といったイギリスの名門校の教授法を参考にしているため、安心して本格的な英語学習に取り組むことができます◎

そして、多くのマルタ国民が生活空間で用いるのがマルタ語です。

アラビア語の方言と呼ばれることもあるマルタ語の話者数は50〜60万人程度とそこまで多くありませんが、マルタ国民はほとんど全員習得・使用しています。

地中海料理の影響を多く受けたマルタ料理

マルタの料理は、地中海料理の影響を強く受け、新鮮な魚介類や地元産の食材をふんだんに使用した、シンプルながらも奥深い味わいが特徴。

イタリア料理との共通点も多く、パスタやピザも人気ですが、マルタならではの独特な風味も楽しめます◎

マルタの料理は美味しいぶん、注意点がひとつ。

マルタはヨーロッパの肥満国1位に選ばれるほど、炭水化物攻め。
さらに、日本同様に料理を頼んだら、量が多すぎて食べきれないといった留学生もいるほど量が多め。

そのため、マルタ留学に行った際には「頼みすぎない」「食べきれないなら持って帰る」

といったことを念頭においておくことをおすすめします！

マルタ基礎学まとめ

今回は、マルタの基本情報についてご紹介しました！

こちらの記事で紹介したのは以下の通り。

• ・マルタの基礎情報
• ・マルタの気候
• ・マルタの各都市の魅力
• ・マルタの公用語
• ・マルタの料理

より詳しい情報が知りたい方は、参考記事も併せて読んでみてください！

また、「マルタについてもっと詳しく知りたい！」「マルタ留学について相談したい！」という方はお気軽にご連絡ください！