

海外留学で費用が安いマルタとアイルランドを徹底比較してみた
公開日 2021年6月4日 最終更新日 2023年08月15日
語学留学したいけど高額の金額を払う余裕が無い方、また長期の語学留学、海外大学進学、ワーキングホリデーを視野に入れているけどなるべく英語の基礎固めには費用を抑えたい方、是非マルタ留学とアイルランド留学を検討してみませんか。
授業料、滞在費、航空券代、海外旅行保険費など海外語学留学にはお金がかかるものです。
英語を使えるものとして身に付けることが語学留学の目的なら、時間が許す限りの長期留学がおすすめ。
とはいえ、長期になると留学費用はもちろんかさむばかり。
将来の目的が海外大学進学の場合、必要な英語力を身に付け、大学入学に必要な英語資格試験のスコア取得のための語学留学が必要。
その語学留学期間も費用がかかってきますよ。
そこでおすすめしたいのがマルタ留学とアイルランド留学。
2カ国ともヨーロッパに位置し、マルタは第二言語が英語でほとんどのマルタ人が英語を話し、アイルランドは公用語が英語、そのためどちらの国にも多くの語学学校が存在します。
一番の特徴は費用が他の英語圏と比較すると安いこと。
マルタはアイルランドの約8割、アイルランドは人気なイギリスやアメリカの約8割ほど安いと言われています。
費用以外にも治安面は2カ国ともその他の英語圏と比較すると安全で有名。
フレンドリーな人も多く安心して生活できる国々です。
まだまだ知られていないマルタとアイルランドの2カ国を比較しながら、それぞれの特徴やメリットをご紹介していきますので是非参考にしてくださいね。
Contents
マルタとアイルランド、2ヵ国それぞれの留学の特徴は?比較してみる

まずはマルタからご紹介していきましょう。
英語語学留学の渡航先として人気急上昇している地中海に浮かぶ島国マルタ。
1年間のうち約300日が晴れると言われており、気候はとても穏やか。
まだまだ日本人には馴染みが薄い英語留学の渡航先です。
1964年に独立するまで150年以上に渡ってイギリスに統治されていました。
そのため公用語はマルタ語と英語、ほとんどのマルタ人が流暢な英語を話します。
また、多くの多国籍な人々がマルタに移り住んだ影響もあり、日常生活での会話では共通言語として英語が幅広く使用されていますよ。
マルタ人同士での会話はマルタ語が使用されますが、多くのマルタ人が会話の途中でもマルタ語から英語へ簡単に切り替える場面をよく目にします。
アイルランドと比較すると地元のマルタ人が常に英語を話す訳ではないので、そこをデメリットと感じる人もいるようです。
しかしマルタ人は地中海の気質からかお喋りな人が多く陽気な人がほとんど。
英語で話しかければ英語で会話をしてくれますよ。
語学学校の多くが位置する、セントジュリアン、スリーマ、スィーキーのエリアは公共のバスもありますが歩こうと思えば歩ける距離。
とてもコンパクトなのでとても便利。

都会育ちの人には物足りないという気持ちが生まれるかもしれませんが、メイン道路の横は全て青く透き通った海が広がります。
ゆったりのんびりと留学生活を送りたい方にはぴったり。
90日以内の滞在なら観光ビザ(特に何かをする必要はありません)、90日から1年未満の場合は現地渡航後に学生ビザを申請し滞在することになります。
どのビザの場合でも就学時間に制限はないのでお好きなコースを受講いただけます。
マルタに90日以上滞在し、学生ビザ取得後に学校に通っている間、アルバイト先のオーナーが出す労働許可の書類にてWork Permitを取得することで週20時間までのアルバイトも可能です。
1週間に15時間以上の就学が条件なため、学校の合間や週末にアルバイトすることになりますよ。

お次はアイルランド、イギリスの隣に位置する自然豊かな国です。
アイリッシュミュージック、ギネスビール、5000年を越えるケルト文化等で有名なのは聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
首都のダブリンに多くの語学学校が位置し、可愛いカフェや有名なパブを探すのに苦労しません。
ダブリンの街はとてもコンパクトなため、徒歩でいろんな場所に行くことができます。
アイルランドはマルタ同様、観光ビザの90日以内ならどのコースでも選択可能で、特に日本で申請するものは一切ありません。
90日から最長8ヵ月の場合は学生ビザが必要となります。
現地で学生ビザは延長可能で最大2年間となりますが、延長時のルールはよく変更があるので現地渡航後にしっかりと確認しましょう。
マルタ同様、学生ビザは現地で取得する方式となっているため、他の国のように日本にある大使館に行く必要はありません。
学生ビザの場合もどのコースでも選択することが可能で、25週間以上の就学の場合、週20時間アルバイトをするチャンスもありますよ。
ただ注意点として、25週以上のコースに参加する人は、コースの最後に外部の試験(IELTSやケンブリッジ試験など)を受けることが義務付けられています。

目標が最初から定めらるということもあり、良い意味で英語力向上のモチベーションに繋がりますね。
ワーキングホリデービザの場合は、1年間の滞在を許可され、就学期間や時間に制限はありませんので、好きな期間、好きな時間だけ勉強することができます。
マルタ同様にアイルランド独自のアイリッシュ訛りがあるとも言われますが様々なアクセントを学ぶのはとても大事なこと。
アイルランド人の英語は話すスピードも早い傾向にあるのも特徴です。
フレンドリーな人が多いアイルランド人。
相手が何を言っているか分からない時はゆっくり繰り返してもらうようにお願いしてみましょう。
以上、マルタとアイルランドの基本的な2カ国の違いをご紹介いたしましたがいかがでしょうか、ご理解いただけましたでしょうか。
費用が安いマルタとアイルランド、具体的にはどのくらいの差がある?

マルタとアイルランドの費用にどのくらいの差があるのか皆さんご存知でしょうか。
マルタの費用は大体アイルランドの費用の約80%。
同じヨーロッパの英語圏として日本人に人気なイギリスのロンドンと比較すると、アイルランドに費用は約75%から80%、マルタの費用は約60%から70%程度で留学可能です。
イギリスのロンドンだと約1ヶ月あたり40~60万円の留学費用がかかると言われますが、アイルランドに置き換えた場合30~50万円、マルタに置き換えた場合25~40万円となり、その差分が浮くことに。
費用の安い学校を選択したり、長期留学にて割引を受けたり、滞在先をツインルームにするなどして料金を更に抑える方法で多少前後はしてきますが、確実に他の英語圏と比較してもマルタ・アイルランド留学は安いと言えるでしょう。
渡航先をマルタ、アイルランドに設定することでなるべく長期間の語学留学を可能にしたり、コースや滞在先の費用を抑えることでマルタ近辺のヨーロッパ旅行ができたり、最初の3ヵ月だけマルタ留学で英語の基礎を整えて、目的地であるイギリス、アメリカ、カナダなどの渡航先に移動したりという方もいらっしゃいますよ。
費用に制限がある方は、マルタとアイルランドの語学留学を是非視野に入れてみていただければと思います。
暮らしやすさの違い、地中海にあるマルタを選ぶメリット・デメリット

マルタを留学先として選ぶメリットとしてまず治安の良さが挙げられるでしょう。
ヨーロッパの中でも治安の良さの評判はお墨付き。
同じヨーロッパ圏の中でもイタリア、スペイン、フランスなどの治安の悪い地域では、すり、置き引き、喝上げなどに注意が必要なこともありますが、マルタはそこまで気を遣う必要がないので多くのヨーロッパの観光客からもとても人気。
夜でも子供たちが公園で遊んだり、女性が1人で歩く姿も多く見られます。
しかし、日本も安全とは言え、人が通らない道や夜の暗い道などはもちろん避けるように、マルタでもそういった基本的な安全対策は忘れないようにしましょう。
マルタの気候は地中海性気候で温暖、年中とても過ごしやすいのも特徴です。
11月から4月は平均気温14℃、5月から10月は平均気温23℃、1年の約300日以上が晴天と言われています。
夏がとても長く、マリンスポーツも盛んで、スキューバダイビングの資格は日本よりも安く簡単に取得することができますよ。
日本からだとなかなか旅行しづらい場所でもマルタを拠点に挑戦することも可能です。
格安航空券を利用し、マルタからヨーロッパ近隣諸国にお得に旅行ができますよ。

次はマルタ留学のデメリット。
マルタは日本からの直行便がなく、乗り継ぎが必須で不安な方もいるのは事実。
残念ながらアイルランドも日本からの直行便がなく、このデメリットは一緒。
しかし経由地は大きな空港ばかりですので、案内表示もしっかりしているなど、問題になることはほとんどありません。
経由地での時間に余裕がある航空券を取得すれば、乗り継ぎが楽しみの時間に変わるかもしれませんよ。
その空港ならではの食べ物や飲み物に挑戦してみたり、免税店を散策したりと楽しみもたくさん。
2点目としてマルタの土地の狭さをデメリットに感じる方も。
東京都23区の半分程度の大きさの国のため、都会に住むのに慣れている人には物足りなくなり飽きてしまうことも。
日本のような便利さはありませんが、ほのぼのとしたゆっくりと流れる時間が好きな方、海や自然が好きな方、多国籍な人に囲まれたい方にはマルタはぴったり。
最後に英語圏とは言えマルタ人同士の会話はマルタ語を使用するため、常に英語が聞こえる環境ではない場合も。
気さくなマルタ人は何の話をしているのか英語で尋ねれば、気さくに返事を英語でしてくれますよ。
デメリットと言われる点をどう捉えるかは皆さんが語学留学に求める優先順位が何かによるかと思います。
デメリットも視点を変えれば違って見えることもありますよ。
マルタを留学先とした場合を想定し、語学留学の目的を再確認してみましょう。
アイルランド留学はワーキングホリデーも可能、おすすめポイントについて

アイルランドとマルタを比較して良い点はワーキングホリデービザがあるところ。
マルタはまだワーキングホリデービザがないため、観光ビザまたは学生ビザでのみしか語学留学ができません。
アイルランドはそれに加えてワーキングホリデービザが利用できます。
アイルランドのワーキングホリデービザにて最大1年間アイルランドに滞在可能です。
就労・就学期間に特に定めはないため、好きな期間に自分のペースで英語の就学が可能ですよ。
就労時間は週39時間以内までなら働くことは出来るます。
マルタもアイルランドも学生ビザでの就労時間は週20時間までなので、現地で働いて留学資金を追加したいという方にワーキングホリデービザはアイルランドの語学留学に最適なビザではないでしょうか。
アイルランドはエメラルドグリーンの島と呼ばれるほど自然がとても豊かな。
語学学校の多くはその国の主要都市の中にあるもの。
大都市の真ん中だと人の喧騒に疲れてしまうことがありますよね。
アイルランドの語学学校の多くが首都ダブリンに位置しますが、ダブリンの街中には自然が溢れ、自然豊かな公園も多くあり、勉強の合間にリラックスして過ごすことが可能ですよ。
ギネスビールやアイリッシュウイスキーでも有名なアイルランド。
多くのパブを街中でよく目にします。
お酒好きにはたまりませんね。
ダブリンの街はとてもコンパクトで便利。
中心地であれば徒歩のみで回れてしまいます。
マルタ同様エンターテイメントが少なく、遊ぶ場所が限られてしまうのは事実。
長期で滞在する留学生には、ダブリンの街歩きに飽きたら、マルタ同様格安航空券を利用し、アイルランドからヨーロッパ近隣諸国にお得に旅行して息抜きをしましょう。
アイルランド留学、興味が湧いてきましたか。
2ヵ国留学も可能、目的に併せて希望の国と組み合わせよう

語学留学の目的は人それぞれ。
海外大学進学に必要なスコアを伸ばしたい、英語力を伸ばして就活転職に役立てたい、ダンス・料理・マッサージなどの専門的なことを海外で学びたい、海外での就労前に必要な英語での会話力を身に付けたいなど様々かと思います。
皆さんの目的を叶えるために希望の国に全ての期間滞在すると予算が足らない、目的地のビザを最大限目的のためにの利用することを考えると希望の国での英語習得期間がもったいない、費用がかかる学生ビザの取得は避けたいなどと悩みが出てくる方もいらっしゃいます。
そういった際に、マルタ・アイルランドの語学学校で安い費用で英語の基礎を習得し、習得した英語力にて目的の渡航先で目標に向かって思う存分に力を発揮するという考え方もありますよ。
マルタ・アイルランドでの語学留学との組み合わせにどのような選択肢があるか詳細を一緒に見てきましょう。
海外大学進学の準備にマルタ、アイルランドと目的の国を組み合わせる

海外大学進学のために必要な条件であるTOEFL、IELTS、ケンブリッジ英語検定などの一定のスコア。
語学学校にて勉強を開始する段階でのレベルから逆算して、どれ位の期間が必要か逆算することが可能です。
想像以上に時間がかかりそうな場合、費用はその分もちろんかかってきます。
目的の海外大学がある国や街の授業料、滞在費、物価が高い場合、あえてその場所で英語を学ぶ必要はありません。
TOEFL、IELTS、ケンブリッジ英語検定などの英語試験は世界共通。
マルタ、アイルランドの多くの語学学校でも試験対策コースは開催されていますよ。
海外大学入学後は2年間から4年間の就学が待っています。
これから多くの費用がかかる海外大学入学前に、なるべく節約して必要な英語レベルを習得するのも一つの手ですよ。
マルタ、アイルランドを賢く利用して目的の国と組み合わせることで、予算内または余裕を持った海外大学進学の準備をすることができるしょう。
大学生の休学・認定留学にもぴったり、イギリスとの2ヵ国留学ならビザ申請不要

マルタとアイルランドは観光ビザの場合90日以内まで滞在が可能、イギリスは観光ビザ(Standard Visitor Visa)の場合6ヶ月まで滞在が可能です。
どちらも日本の各国の大使館に行ってビザを取得する必要は一切なく、費用もかかりません。
学生ビザやワーキングホリデービザの取得には時間やお金がかかったりと、しっかりとした計画が必要。
なるべく費用を抑えたい人にとっては、ビザ申請費やそれに伴う費用は出費の痛手。
マルタとイギリス、アイルランドとイギリスとの2ヵ国留学なら合計約9か月の留学にビザ申請は不要なんです。
マルタとアイルランドは同じシェンゲン圏内になりますので、同じ種類の観光ビザとなります。
そのためマルタとアイルランドそれぞれ90日は不可能ですが、シェンゲン圏内は合計して90日までの滞在なら可能です。
1年間大学を休学して語学留学や認定留学をする方にもぴったり。
休学している1年間の残りは、近場のアフリカや中東エリアを訪問したり、身に付けた英語力で好きな場所を旅行したり、ボランティア活動やインターンシップをしてみたりと幅も広がります。
お得なマルタ・アイルランドとイギリスのヨーロッパ2カ国留学、ご検討してみてはいかがでしょうか。
カナダやオーストラリアへのワーキングホリデー前に格安費用で基礎英語を学ぶ

ワーキングホリデーに行かれた方からの経験談を聞くと、ワーキングホリデーでの現地先に到着する前に、現地での仕事に必要な最低限の英語を学んでおけばよかったなという声。
少し厳しい言い方になるかもしれませんが、現地に到着してすぐに仕事が見つかる訳ではありません。
皆さんは現地の人たちと競い合って現地の仕事を獲得しなければいけません。
もちろん雇う側は英語がある程度出来てコミュニケーションが取れる方を重視するでしょう。
せっかく得たワーキングホリデーのチャンス。
皆さんの思い入れのある国に違いありません。
英語圏の人気なワーキングホリデー先は、カナダ、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド。
選ぶ街にもよりますが、物価が高くびっくりすることも。
英語力が不足している場合には語学学校にも通わないと行けないし、仕事が見つかるまでどのくらいの期間がかかるかも分からなかったり、その期間は収入がなく不安ですよね。
目的地の現地で思う存分やってみたいことを叶えるため、仕事に必要な最低限の英語を別の格安の場所にて勉強することも視野に入れてみてはどうでしょうか。
マルタ、アイルランドの格安の語学学校にて英語に必要な最低限の英語を習得し、ワーキングホリデーの目的地に旅立って行く方も増えています。
ワーキングホリデーで何を重視するか今一度検討してみましょう。
マルタとアイルランド、その他の国との2ヵ国留学も手続き無料の留学エージェントです

今回はマルタ留学とアイルランド留学を比較しながらご紹介いたしました。
マルタとアイルランド、その他の国との2ヵ国留学となると、ビザ・滞在期間の制限・目的のコースがある学校はどこかなど不安もたくさんですよね。
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2001年にマルタ島に1年留学後にマルタマルタドットコムを開設。
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