マルタ留学中にアルバイトができるのか調べてみた。 | マルタ留学に詳しすぎるマルタマルタドットコム
ブログページ トップ 画像 ブログページ トップ 画像
留学ガイド(出発前) 留学生活

マルタ留学中にアルバイトができるのか調べてみた。

Update 2025.10.14

アルバイトやワーキングホリデーで就労可能な国に留学すれば、「学費や生活費を稼ぎながら勉強できるのではないか?」と考える人も少なくないはず。

実際、アルバイトで費用を賄えれば、留学期間を延ばせる可能性もあります。

今回は、マルタ留学中にアルバイトをするための「条件」と「手続き」を解説します!

さらに、アルバイトで生活費を稼ぎながら語学学校に通うことが、現実的に可能なのかという点についても解説していくので、参考にご覧ください。

マルタ留学中にアルバイトはできるのか?

留学先でアルバイトをする際は、自分のビザで就労が許可されているかを必ず確認してください。不法就労になるリスクがあります。

マルタにはワーキングホリデー制度はありませんが、2018年以降、特定の条件を満たした語学学校の学生は、週20時間までのアルバイトが認められるようになりました。

ただし、マルタで学生がアルバイトを始めるのは、実際にはかなりハードルが高いといわれています。

以下では、マルタ留学中にアルバイトをするための条件3つについて解説していきます!

マルタ留学中に日本人留学生がアルバイトをするための3つの条件

マルタ留学において、日本の留学生がアルバイトをする(正確には、労働の申請をする)には以下の3つの条件を満たす必要があります。

条件① 90日以上滞在者で学生ビザを取得していること

マルタでは90日未満の留学生は観光ビザで入国しているため、短期留学生はアルバイトが出来ません。

90日以上マルタに留学する方は、必然的に学生ビザになるのでそのビザを取得後にアルバイトができる就労許可をとります。

条件② 語学学校に週15時間以上通っていること

マルタ留学の一般的なレッスン数は20レッスン以上です。

1レッスンは45分なので20レッスンx45分=900分=15時間となりますので、20レッスンを選択しているほとんどの留学生が対象になります。

ちなみに30レッスンは、30レッスンx45分=1350分=22.5時間です。

条件③ アルバイト先が決まっていること

アルバイト先のオーナーから政府規定の書式で労働契約の書類を発行してもらう必要があります。

契約が決まっていなければアルバイトのビザ申請が出来ないので、マルタでアルバイトをするのは想像以上にハードルが高いと思われます。

現地でアルバイトの労働許可を申請するためには、この3つの条件をクリアしていることが大前提となります。

それでは、次のステップで実際の労働許可の取り方を確認していきます。

マルタ留学生のアルバイト労働許可の取り方

上記の3つの条件をクリアしていれば、留学中にマルタでアルバイトがすぐに出来るわけではありません。

3つの条件をクリアしたうえで、労働許可のライセンス(Employee License)をビザセンターで取得する必要があります。

アルバイトができる条件は先述した通り。

  1. 90日以上滞在者で学生ビザを取得していること
  2. 語学学校に週15時間以上通っていること
  3. アルバイト先が決まっていること

また、マルタでアルバイトをする際の必要書類は以下になります。

  1. 学生ビザ
  2. 学校を15時間以上通っている在学証明(学校が発行)
  3. アルバイト先のオーナーが出してくれた労働許可の書類

マルタで日本人留学生がアルバイトをするために必要な就労許可の申請料は230ユーロ(約4万円)程度。

申請料が高く、ライセンス取得までに2ヶ月前後の時間を要することもあり、日本人留学生がマルタでアルバイトをするのは難しいとされています。

学生ビザの取得に約3週間かかるため、労働許可の申請を経て、実際にアルバイトができるのはマルタ到着後、最短でも3か月後になります。

そのため、早くアルバイトを始めたい場合は、マルタに着いたらすぐに仕事探しを始めることをおすすめします!

マルタ留学中に稼げるアルバイト代はどれくらい?

マルタはヨーロッパの中でも、物価や人件費が低い国のひとつです。

そのため、アルバイトの時給は€5〜€6程度(約675円〜810円)と日本よりかなり低いのが現状です。

例えば、マルタのカフェのアルバイトは、時給の相場が5ユーロから6ユーロ(878円から1,054円)程度。

また、労働時間が週20時間に制限され、さらに約€230(約4万円)の申請費用も自己負担となるため、アルバイトで学費や生活費の大部分を賄うのは非常に困難です。

マルタ留学中のアルバイトは、費用を稼ぐ目的としては期待しすぎない方が良いでしょう。

まとめ:それでもマルタで働くことは利点も多い

アルバイトは条件や手続きが複雑ですが、「海外で働く経験をしたい」だけであれば、インターンやボランティアという選択肢もあります。

アルバイトよりも募集人数は限られていますが、語学学校が募集するインターンは申請料や手続きなしで参加でき、学校によっては授業料が免除になるメリットもあります。

社会経験を積みたい方は、ぜひこれらも検討しましょう!

インターンについての情報は、こちらの「マルタ留学中にインターンができるのか調べてみた。」という記事をご覧ください。

マルタマルタにも、学校や現地企業からの募集情報が届く場合もあり、タイミングでご紹介出来る事もありますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!

ブログ一覧 ブログ一覧 魚
無料相談はこちら 画像