マルタ留学をボランティアで充実させよう!【コラボ企画2】
Update 2024.11.20
留学中のボランティアは、英語の応用力アップにつながります!
ただ、ボランティアに参加するにも、参加方法や探し方を自分で見つけるのは大変。
そこで今回は、マルタ留学中でもできるボランティアの探し方と特徴をご紹介します!
また、学生寮での料理企画で以前コラボしたグルメインフルエンサーのみずきさん(旧うちごはんさん)が、
実際に、マルタ留学中に料理ボランティアに参加された際の、参加方法や体験談についてインタビューしました!
そちらもあわせて、ご覧ください◎
Contents
マルタでボランティアをしてみよう!ボランティアの特徴と見つけ方
マルタ留学中にできるボランティアの特徴
マルタ留学中にボランティアをするメリットは、
面倒な手間いらずで自分の好きな時に気軽に社会経験ができるところ◎
マルタのボランティアの良さを、アルバイト・インターン・ワーキングホリデーなどと比べてみましょう!
種別 | 参加の難易度 | 理由 |
ボランティア | 低 | 学校の紹介やネットを利用して気軽に個人で始められるため |
インターン | 中 | 無給・有料で、語学学校のサポートを必要とするため |
アルバイト | 難 | 滞在期間が実質4ヶ月以上・低需要など条件が複雑で、なおかつ低時給のため |
ワーキングホリデー | 不可 | マルタはワーホリ制度を導入していないため |
マルタは、国の制度上インターンやアルバイト参加のハードルが高く、英語で働いた経験を得るためには、それなりの時間や費用が必要になってきます。
その点、ボランティアは労働に当たらないため、面倒な法律の制約もなく、気軽に社会経験を積むことができます!
うちごはんさんのように、気軽に現地の人や問題に関わることができて、英語力やコミュニケーション能力の向上にも繋がるので、留学生にはとてもおすすめ◎
もしインターンやアルバイトについて関心があれば、以下も合わせてチェックしてみてください!
「マルタ留学中にインターンができるのか調べてみた」
「マルタ留学中にアルバイトができるのか調べてみた」
マルタでボマルタでボランティアに参加するには?探し方について
マルタのボランティアに参加してみたいけど、どうやって探したら…?
現地の人に聞いたりSNSで探すのもいいけど、
おすすめはボランティア募集のプラットフォームかな!
Voluntiera Maltaについて紹介するね!
ボランティアをしたければ、まずは募集情報を探しましょう!
学校や地域に掲示されている情報から応募する方法もありますが、おすすめは、マルタ専門のボランティア募集のプラットフォームを使う方法。
特に推したいのが、「Voluntiera Malta」というサービスで、登録すれば、メールでボランティアの募集が届きます。
Voluntiera Maltaで、マルタ留学中にボランティアを始める手順は、以下の通り。
- 1.Voluntiera Maltaへの参加を、ホームページ上で申し込む
- 2.ミーティングに出席し、団体についての説明を受ける
- 3.募集のメールが届くようになったら、好きなボランティアを見つけて、メールに記載の応募フォームから申し込む
- 4.実際のボランティアをする前に、詳細な説明を受ける
最初に登録さえ済ませておけば、気が向いたときにいつでも申し込めるので、興味があったらまずは公式ホームページをチェック👀
なかでも、Voluntiera Maltaで提供されているボランティアのうち特に人気なのが、次の3つ。
- ・猫や犬などの動物保護活動
- ・海をはじめとした環境保全活動
- ・スポーツイベントのスタッフ
このプラットフォームは、マルタだけでなくEU全体でサービスを展開していて、利用者がたくさんいるので、ほかにも様々なジャンルや場所のボランティアの募集がかかるのが推しポイント◎
関心があれば、ぜひ登録してみてください!
とくに、猫など動物保護に関心があれば、Voluntiera Maltaのほかにも、直接保護団体に問い合わせる方法もあります。マルタのネコについては、猫大国!?マルタに住む猫たちでご紹介しています!
(コラボ企画)マルタ留学中のボランティア経験談!
ここからは、実際に料理ボランティアに参加した話を聞いていくよ◎
今回お話を聞くのは、グルメインフルエンサーのみずき(旧うちごはん)さん。
じゃあ簡単に自己紹介をお願いします!
こんにちは〜!うちごはんです(^▽^)
さまざまなSNSを通じて、「同棲簡単レシピ」を投稿しています。
2022年11月から2023年2月にかけて、マルタマルタで留学に行ってきました。
今回は、そんな私が留学中にチャレンジした「クリスマスの料理ボランティア活動」について、記事にしてみました!
どこで?どうやって?どんな経緯で?これから詳しく説明していきます!
みずきさんは、Instagramなど各種SNSで「簡単に、誰でもできる、同棲節約レシピ」を発信されています。
みずきさんには、以前、学生寮でのフラットメイトとの自炊の楽しさについて「マルタの寮でごはんを楽しむ!」でお話を伺っていました。
今回は、そんなみずきさんの経験された、マルタでの料理ボランティアについて、深掘りして行きます◎
みずきさんの「クリスマス料理ボランティア」の話
みずきさんがボランティアとして参加されたのは、経済的に豊かではない地域の人々に向けた、クリスマスの炊き出しイベント。
パーティ会場で料理の仕込みをしたり、一緒に参加して食事や会話を楽しんだり、食料に困っている地域の人への配給に行ったりと、作ること・食べることを通じて、貴重な経験をされたそうです◎
そんなみずきさんの、「クリスマス料理ボランティア」を始めたきっかけや、ボランティアの詳細、感想について、お話を聞いてみます!
ボランティアのきっかけ
みずきさんが、料理ボランティアを始めたきっかけを教えてください。
12月某日、ヴィットリオーザのカフェで友達とくつろいでいたところ、
近くにいた60歳くらいの男性に「クリスマスにここでボランティアをするんだけど、手伝ってくれないか?」と声をかけられたのがきっかけでした。
チャーリーというその男性はこの町のお偉いさんで、ホームレスや薬物中毒になった生活困窮者に食糧支援や社会復帰として就業支援を行っている方でした。
この方がクリスマスに行う炊き出しに、カフェにいた私たちが誘われて、お手伝いすることになりました。
それは素敵な出会いでしたね!
ちなみにその思い出のカフェはどんなところだったんですか?
Il-Girbiという、ヴィットリオーザのカフェです!
休日にお昼からビールを飲んでゆったりと過ごすような、街とお店の雰囲気が好きで、よく遊びに行ってました!
後々知ったのですが、チャーリーと仲の良い人がそのお店の常連さんで、私も何度かお話ししたことがある人でした!
そのとき「料理が好き」と話したのを覚えてくれていて、チャーリーに紹介してくれたそうです◎
なるほど、通っていたお店の常連さんが絡んでいたんですね!
世間が狭くてお人よしなところが、マルタ人らしいなと思いました◎
きっとチャーリーさんも英語を学んでいる留学生に、
「何かマルタの人たちと英語でふれあえるような機会を提供したい」と考えてくれていたのかもしれませんね。
ボランティアの内容と当日の流れ
ボランティア当日はどんなことをしたんですか?
午前中は会場の準備や、みんなで手分けして料理の仕込みをしたりしました。
午後からはチャーリーたちが招いたゲストの方々と一緒に食事やビンゴなどのイベントを楽しみました!
最後に近所の食べ物に困っている方々のおうちへ、余分に作っておいた料理を届けに行きました!
パーティーにもみんなと一緒に参加できたんですね!
みずきさんは、実際に厨房に立って料理をされたんですか?
はい!最初の方は、パンをひたすらきってました(笑)
ものすごい量でしたΣ(・□・;)
そのあとは大きなオーブンで野菜やお肉や野菜を焼いていきました!
この食材はすべて、レストランの方が無償で持ってきてくれました✨
なんとも豪華な料理たち!とても美味しそうです。
ボランティアの中で、みずきさんたちも一緒に食卓を囲んで食事をされたんですか?
そうです!
調理を終えたら、飲み物を聞いたり、チキンかポークかを聞いてまわったりと配膳を担当して、お手伝いを終えてから、一緒に食事をいただきました(^▽^)/
右は、その時いただいた有名なBaked Makaroniですね✨
こんがりオーブンで焼いたカリカリのペンネは人気なマルタ料理です♡
音楽も流れており、食事の後にはイベントもあって、とても盛り上がりました☆
たまたま誕生日の方がいて教会の牧師さんからプレゼントが!
とてもほほえましい光景です♡
その後、ヴィットリオーザやコスピークアに行き、各ご家庭にお食事を届けたり、地域で食料を配布したりして、ボランティアを終えました!
感想とこれから留学する人に向けたアドバイス
ボランティアを通じて、たくさん現地の方と交流をされたようですね!
最後に、ボランティアを通じての感想と、これからマルタ留学に挑戦する人に向けたアドバイスをいただきたいです。
ボランティアを通じて、普段関わることのないたくさんの方と関われたのが、一番の収穫でした。
その日は、Twitterを通して仲良くなった日本人のお友達と、3人でお手伝いをしていました!
みんながそれぞれ無償で現地の方と関わる機会を作っていたので、ボランティアのこととか、その中で感じたマルタ人の人当たりの良さや優しさなど、感じたことを共有し合っていました。
国境を越えて、私も誰かの役に立つことができてよかったです!
今回紹介した料理ボランティアで関わっていた方たちはかなり年配だったので、英語があまり通じない方も少なくなかったのですが、それもコミュニケーションの一つとして、楽しんで接していました!
自分とは違う価値観や考え方に触れることが留学の醍醐味だと思います。何でもやってみる精神は大事です!
みずきさんへの質問
ボランティアを始めたきっかけから、感想とアドバイスまで、たくさん紹介してもらいました。
そのほかに、いくつかボランティアについて気になることを、みずきさんに尋ねてみました!
元々留学以前にボランティアの経験はありましたか?
こういったボランティアの経験はありませんでした。
もともと留学したらボランティア活動に取り組むつもりでしたか?
それとも声を掛けられて挑戦を決めましたか?
全く考えていなかったです!声をかけてもらって二つ返事で受け入れました。
迷うとかはないです、楽しそうだったんで。
みずきさんの他に2人の日本人がいたとありますが、
その方たちはどうやってこのボランティアに辿り着いたのでしょうか?
1人はTwitterで出会った子です。
もともとtwitterで情報共有をして仲良くなっていた子に、私から「今度ボランティアするんだけど興味ある?」って声を掛けました。
情報を仕入れるときにtwitterは私も重宝していて、よくイベントのお誘いを募ったりされている日本人の方もいらっしゃいます。
謝礼(報酬でなくとも、交通費や食事など)はありましたか?
私も一緒に食事をいただきました!金銭的なやり取りは一切していません。
無給で働くということに抵抗のある方もいらっしゃるかとおもいますが、
私はお金以上に価値のある経験ができると思っています。
みずきさんの経験から、ボランティアをこれから留学する人に勧めたいと思いますか?
もちろん!地域の人と繋がる絶好のチャンスです!
普段学校や寮にいればきっと出会えなかった方とも出会えるので、積極的に参加してほしいと思います。
ボランティアでもっとマルタ留学を楽しもう!
今回は、マルタ留学でのボランティアについてご紹介してきました。
前半で紹介したトピックは次の2つ。
- ・マルタ留学中にボランティアをするメリットは、インターンやアルバイトのように時間やお金をかけることなく、気軽に英語での社会経験が得られるところ!
- ・ボランティアをしてみたくなったら、まずは「Voluntiera Malta」などのボランティア募集のプラットフォームに登録してみるのがおすすめ!
そして後半では、グルメインフルエンサーのみずきさん(旧うちごはんさん)に、留学中のボランティアの魅力を伺いました。
何より、みずきさんご本人が楽しまれていたのが伝わってきました◎
ボランティアは、マルタ留学中にも気軽に始められて、社会経験も積むことができます。
マルタ留学にいくなら、ぜひ合わせてボランティアにも挑戦してしませんか?
コラボした方:みずきさん(旧うちごはんさん) Instagram
マルタマルタドットコム編集部のカモメです。
日々楽しくて役立つ文章が書けるように奮闘中。
好きな食べ物は小魚🐠
マルタ留学について知りたいことがあったら、ボクに聞いてね!
調べた情報を頑張ってみんなにお届けするよ!