訛りはある?マルタ留学で学べる英語の特徴と発音・アクセントの実態を徹底解説! | マルタ留学に詳しすぎるマルタマルタドットコム
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訛りはある?マルタ留学で学べる英語の特徴と発音・アクセントの実態を徹底解説!

Update 2025.11.18

英語留学先として人気のヨーロッパの島国、マルタ共和国

「マルタの英語って訛りがあるの?」「どんな英語が学べるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか?

マルタでは世界60ヵ国以上から留学生が集まり、英語が日常的に使われています。

今回は、そんなマルタで学べる英語の特徴・発音・アクセントをわかりやすく解説します。

マルタ英語の基礎知識|英語が公用語になった理由とマルタ語の背景

マルタは現在、英語とマルタ語の2つを公用語としています。

この背景には、イギリスの統治時代が深く関係しています。

1800年から1960年代まで、マルタはイギリスの支配下にあり、その影響で「ブリティッシュアクセント(イギリス英語)」が定着しました。

現在でも、政府や教育、観光の場では英語がメインで使用されています。

一方、もう一つの公用語であるマルタ語(Maltese)は、アラビア語の方言にルーツを持つ独自言語。アラビア語に似た文法構造を持ちつつも、アルファベット表記を採用しているのが特徴です。

マルタ語はアラビア語と近い文法といわれていますが、
文字はミミズのように横に長いアラビア文字ではなく、よく見るローマ字のアルファベットなんです!

マルタ英語の訛りは?イギリス英語との違い・発音の特徴を徹底解説

結論から言うと、マルタで話される英語に強い訛りはありません

マルタ人の多くは、標準的なブリティッシュアクセントを使って英語を話します。

発音や語彙・文法に独自の変化はほとんどなく、他国のような「独特の訛り英語」は存在しません。
ただし、話すテンポやトーンにはマルタ語の影響が少し感じられ、全体的に穏やかで柔らかい印象を受けます。

つまり、マルタ英語は「イギリス英語の正統派」でありながら、どこか落ち着いたリズムを持つ英語といえます。

マルタの英語は、オーストラリアやアジア圏の英語などとは異なり、独自の単語や文法などは存在しないんです!

マルタで実際に使われる英語|授業・街中で聞こえるリアルなアクセント

ここからは、マルタ留学中に実際に触れることになる、マルタのよりリアルな英語事情についてご紹介します!

① 語学学校で学べるのは上品なクイーンズイングリッシュ

マルタの語学学校では、「標準的なイギリス英語(クイーンズイングリッシュ)」を中心に教えています。

講師はTESOLなどの資格を持つプロフェッショナルが多く、発音も正確。イギリスの教育メソッドを導入している学校が多いため、初級者でも安心して学べます。

授業では「Have you got〜?」「Shall we〜?」など、イギリス特有の丁寧表現も自然に身に付きます。

つまり、「きれいで上品な英語」を学べるのがマルタの魅力です。

イギリス英語は丁寧で上品に受け取られることが多いです。

例えばイギリス以外の英語では「Do you have〜?」というところを「Have you got〜?」と表現します。

敬語のような意味合いにもなるので、イギリス英語の方が合っているという日本人も多いんです。

マルタマルタドットコムでも数々の先生の授業を受けてきましたが、イギリス英語で綺麗な発音をする先生が多いなと感じました。

先生たちはとても丁寧で柔らかい印象で、こちらのアクセントが違う時も優しく教えてくれますよ!

② 世界中のアクセントに触れられる多国籍学習環境

マルタの語学学校には、ヨーロッパ・アジア・南米など60ヵ国以上の学生が集まります。

そのため、実際の会話では「様々な国のアクセント」を耳にすることができます。この多様な環境こそがマルタ留学の強み。

リスニング力が飛躍的に上がり、どんな国の人とも英語で話せる自信がつきます。

実際にマルタの街中や語学学校などで耳にすることのできるさまざまな国の人の英語は、YouTubeに上がっている動画からも確認できるよ!

特にこの「The People in Malta」という動画はおすすめ✨

新しい言語を勉強するときに、母国語(第一言語)の文法や発音、表現に寄ってしまうことを、言語学的には「母語の干渉」といいます。

マルタ留学に来るいろんな国の留学生の発音がそれぞれ個性に溢れているのもそのためです。

この母語の干渉は、母語を獲得しきる前なら見られない現象なので、小さい頃から英語教育を受けているマルタ人は、マルタ語の影響をあまり受けずに標準的なイギリス英語を身につけられているんです。

③ 地方に残る可愛いマルタ訛りと世代差のアクセント

都市部では訛りを感じることはほぼありませんが、地方に行くと高齢のマルタ人が少し訛りのある英語を話すことも。

発音がやや特徴的だったり、昔の言い回しを使うことがあります。

しかしこれはネガティブな意味ではなく、むしろ「マルタらしい温かみのある英語」。

現地の人との会話を通して、マルタ文化の深さを感じられる瞬間でもあります。

地方に遊びに行ったりすると、ご高齢のおじいちゃんやおばあちゃんがよくコテコテに訛ったマルタ英語を話しているのを耳にできます。

アクセントが違ったり、ちょっと古い語彙が使われていたりと、普段耳にする英語とは異なった響きに感じることも多いかもしれません。

マルタで使われる主要言語|英語・マルタ語・イタリア語のリアルな使われ方

マルタでは、英語以外にもさまざまな言語が話されています。

言語使用割合主な場面
英語約90%以上公共・教育・観光などの公用語
マルタ語約90%以上家庭・地域社会での日常会話
イタリア語約60%映画・音楽・ビジネスなど
フランス語約15%第二外国語として教育で使用
アラビア語約3%歴史的・宗教的背景からの影響

このようにマルタは、地中海の要所として多言語が共存する文化的ハブです。

英語以外の言語にも触れるチャンスが多く、国際感覚が自然と身に付きます。

そのため、耳にする英語もバラエティに富んでおり、それと同じくらい他言語も飛び交っているんです。

マルタ語やその他マルタの言語事情について扱った記事もあるので、興味があればこちらもご覧になってみてください。

まとめ|マルタ留学で学べる英語はほぼ訛りなしの正統派イギリス英語

  • ・マルタで学ぶのは「標準的なイギリス英語」
  • ・日常生活で強い訛りを感じることはほとんどない
  • ・教育・観光分野ではきれいな発音が一般的
  • ・世界中の英語アクセントを聞けるため、実践力が伸びる

マルタ留学=イギリス英語をコスパよく学べる留学先。

しっかりとした教授法でイギリス英語を身につけられるので、マルタ留学なら本国で学ぶよりもずっとコスパよく楽しく英語の学習ができるはず。

そんなマルタでの留学は、ヨーロッパの文化に触れながら、自然な英語力を身につけたい方にぴったり◎

世界60ヵ国から集まる留学生たちと一緒に、あなたもマルタで英語を学んでみませんか?

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