英語留学で費用が安いマルタとアイルランドを徹底比較してみた!
Update 2024.08.22
語学留学したいけど費用を抑えたい方、長期の語学留学、海外大学進学、ワーキングホリデーを視野に入れている方におすすめしたいのが、マルタとアイルランドの2カ国留学。
他の英語圏よりも費用が安く、治安が良いとされている2カ国で語学留学をすることで、英語の基礎をしっかり固めることが可能◎
そこで今回は、2カ国留学についてマルタとアイルランドを比較しつつ解説していきます!
Contents
マルタとアイルランドの特徴について
2カ国留学をするにあたり、気になるのが気候や治安などの基礎情報。
まずはじめに、マルタとアイルランドの立地・気候・治安・言語について解説していきます!
① 立地について
マルタの立地について
- ・イタリアのシチリア島から90キロほど南に位置する
- ・マルタ島・ゴゾ島・コミノ島の主に3つの島で成り立っている
- ・EC加盟国の中で最も小さな国
- ・国の総面積は、おおよそ東京23区の約半分ほど
- ・首都バレッタは、町がまるごとユネスコの世界遺産に登録されている
マルタは、美しく青い地中海の真ん中に浮かぶ島国。
リゾート地としても人気ですが、近年、語学留学先としても人気の国のひとつです。
5,000年前の古代遺跡もあれば中世の要塞都市もあり、小さい国の中に魅力がてんこ盛りなのが特徴。
また、大小合わせて365もの教会があることでも有名です。
アイルランドの立地について
- ・ヨーロッパの北西、イギリスの西隣に位置する
- ・国土の50%が牧草地で、1年中緑が広がる美しい景観(愛称はエメラルドの島)
- ・国の総面積は北海道くらい
- ・北アイルランドはイギリス連合国の一部であり、かつてはアイルランド全体がイギリスの植民地だったという歴史もある
- ・アイリッシュ音楽やケルト文化、パブ文化や神話等、独自の伝統文化に誇りを持って大切にしている明るい国
日本からの留学先としてはまだまだマイナーなアイルランド。
日本人が少ない環境で留学に挑戦したい方にもおすすめの留学先です。
人口は都市部に集中していて、国外からの留学生は主に首都のダブリン、西海岸のゴールウェイ、南部のコークに滞在しています。
2024年の「世界で話題の旅先ランキング」では、1位の日本に次いでアイルランドは2位にランクイン!世界からも注目されてる国なんだ◎
② 気候について
マルタの気候について
- ・地中海性気候で温暖、年中とても過ごしやすい
- ・年間を通して約300日が晴れると言われている
- ・4~10月が乾期、11~3月が雨期
- ・乾期は20時頃まで明るい時期もある(サマータイム導入期間)
マルタの気候は春や秋でも比較的温暖で、4月から10月まで半袖で過ごせる日が多いのが魅力です。
10月までは天気が良ければ、海水浴を楽しむことも可能です◎
11月から3月の雨季は昼夜の気温差が大きく、急に雨が降ったり、昼は暖かくても夜は冷え込むこともあるため防寒対策が必須になります。
アイルランドの気候について
- ・比較的穏やかな気候で、冬でも雪はあまり降らず積もることもない
- ・暖流(メキシコ湾流)の影響で年中マイルドな気候
- ・1日のうちに四季があると言われているほど天候の変化が激しい
- ・夏でも最高気温が15~20℃で涼しく、長袖や上着が必要な日が多い
- ・冬は5℃前後、1月2月は冷え込み0℃以下になることもある
アイルランドは晴れたと思いきや豪雨、そしてまた晴れる、というのも日常茶飯事。
天候に振り回されがちであるため、雨具やレインコートなどは常備必須です。
また、25℃まで気温が上がる日はアイルランド人にとっては海日和だそう。
冬は冷え込むため、防寒着・マフラー・手袋が必須です。
③ 治安について
マルタの治安について
マルタは高く評価されているほど治安が比較的良い国として知られています。
しかし日本も安全とはいえ、人が通らない道や夜の暗い道などはもちろん避けるように、マルタでもそういった基本的な安全対策は忘れないようにしましょう。
アイルランドの治安について
アイルランドは他のヨーロッパ諸国に比べて比較的治安は良いといえど、首都ダブリンは年々犯罪が増えているのも事実。
エリアによってガラッと雰囲気が変わるため、通る道や住む場所を選ぶなど、安全意識を持って過ごすようにしましょう。
④ 公用語について
マルタの公用語について
- ・公用語は「英語」と「マルタ語」
- ・マルタ国民のほとんどの人が英語とマルタ語を話すことができる
- ・マルタ人同士での会話はマルタ語を使用するが、会話の途中で英語に切り替えることも
- ・街中の看板やレストランのメニューは全て英語で書かれている
マルタ人は地中海の気質からか、おしゃべりで陽気な人がほとんど。
英語で話しかければ英語で会話をしてくれます◎
アイルランドの公用語について
- ・公用語は「英語」と「アイルランド語(ゲール語)」
- ・国民のほとんどが英語を話し、アイルランド語を話せるのは国民のわずか2~3%程度
- ・近年では独自の言語を守っていこうと、国民のなかでもアイルランド語学習者が増えてきている
- ・アイルランドは「英語ネイティブの国」で、癖のあるアクセントが魅力
西海岸沿いの田舎の方へ行くと、まだ少しアイルランド語が聞こえてくることも。
町の標識や駅、バス停などはアイルランド語と英語で表記されています。
アイルランド英語のアクセントは独特で、最初は聞き取りづらいかもしれませんが、留学経験者はその魅力に惹かれることが多いです。
マルタ・アイルランドの物価について
マルタの物価について
項目 | マルタの価格(€) | マルタの価格(¥) | 日本の価格(¥) |
水2ℓ | €1.50 | ¥240 | ¥130 |
ポテチ | €0.80 | ¥128 | ¥130~160 |
レストランでのランチ(パスタ) | €10.0~12.0 | ¥1,598~1,918 | ¥1,100~1,500 |
バス代(1回毎) | €1.50 | ¥240 | ¥190~230 |
ユーロ圏ということもあり、日本に比べると物価はやや高め。
マルタの食事はかなりボリューミーなため、シェアして食べる場合はかなりお得になるはず◎
マルタ留学中にかかる生活費の概要
- ・食費 (自炊の場合の例): €170(¥27,169)
- ・娯楽費(遊びやアクティビティの参加代など): €50~100(¥7,991~15,982)
- ・交通費: €50~100(¥7,991~15,982)
- ・日用品代: €10~20(¥1,598~3,196)
- ・スマホ等の通信費: €25(¥3,995)
マルタ留学中にかかる1ヶ月あたりの生活費は、滞在費以外で平均5〜7万円程度(お土産代を除く)
なるべく自炊をしたり、日本から必要な日用品を事前に持っていくことで、生活費を抑えることができます◎
アイルランドの物価について
項目 | アイルランドの価格(€) | アイルランドの価格(¥) | 日本の価格(¥) |
水2ℓ | €2.0 | ¥320 | ¥130 |
コーヒー(カフェ) | €3.5~5.0 | ¥559~799 | ¥350~500 |
レストランでのランチ | €12.0~20.0 | ¥1,918~3,196 | ¥1,100~1,500 |
バス/電車代(1回毎) | €2.6 | ¥416 | ¥190~230 |
アイルランドの物価は、イギリスや北欧諸国と比べると低めですが、日本・マルタに比べると高め。
特に首都のダブリンは、物価・家賃等も高い傾向があります。
アイルランド留学中にかかる生活費の概要
- ・食費 (自炊の場合の例): €200 (¥31,963)
- ・娯楽費(遊びやアクティビティの参加代など): €100~250 (¥15,982~39,954)
- ・交通費: €50~150 (¥7,991~23,972)
- ・日用品代: €20(¥3,196)
- ・スマホ等の通信費: €15~25 (¥2,397~3,995)
アイルランド留学中にかかる1ヶ月あたりの生活費は、滞在費以外で平均6〜10万円程度(お土産代を除く)
外食する日数を決めたり、自炊をすることで生活費を抑えられます。
LidlやAldi というスーパーマーケットは比較的安く食材を購入できるのでオススメ◎
マルタ・アイルランドの留学費用について
マルタの留学費用について
学校にかかる費用は主に以下となり、これらは全て留学のお申し込みの際に事前にお支払いいただくものとなります。
- ・レッスン代
- ・入学金
- ・教材費
- ・送迎(往復)
- ・宿泊費
上記にプラスで発生するのが、日本⇄マルタの往復航空券代。
日本からマルタへの直行便はないため、必ず乗り継ぎが必要となるため注意が必要です。
ちなみに、2024年8月現在(1€=160円)のEC Malta校の1ヶ月あたりのレッスン代+宿泊代は、約2,296ユーロ(367,360円)程度になります。
こちらに、往復航空券代や諸費用がかかってきます。
マルタマルタの留学費用は、学校の出す定価で案内しているよ!
キャンペーンなども適用されるから、個人で留学するよりもお得に留学ができるよ◎
お客様のご要望を伺ったうえで、より良いプランをご案内しているので、マルタ留学を検討している方はお気軽にご連絡ください◎
アイルランドの留学費用について
アイルランドでの学校でかかる費用イメージもマルタと同様。
- ・レッスン代
- ・入学金
- ・教材費
- ・送迎(往復)
- ・宿泊費
2か国留学を希望される場合、加えてマルタ⇄ダブリンの航空券が必要です。
マルタ⇄ダブリンの往復航空券は3万円〜10万円と時期にもよります。
留学が決まった際はお早めに航空券の購入をおすすめします◎
ちなみに、2024年8月現在(1€=160円)のEC Dublin校の1ヶ月あたりのレッスン代+宿泊代は、約2,683ユーロ(429,280円)程度になります。
こちらに、往復航空券代や諸費用がかかってきます。
アイルランド留学でボクがおすすめする語学学校は「EC Dublin」!
運河沿いに位置するEC Dublinは、教室からの景色がとってもキレイ◎
アルバイトやお仕事探しのサポートが充実していて、ワークショップに参加すると、履歴書の添削までしてくれるんだ!
また、日本人はクラスに2人いるかいないか程度だから、多国籍の友達をたくさん作りやすい環境で、英語力をアップしやすい環境だよ✨
学校開始の前日の日曜日にはウェルカムツアーがあったりと、友達が作りやすいアクティビティも充実してるよ◎
マルタ・アイルランド留学に必要なビザとは?
マルタ留学に必要なビザについて
マルタはシェンゲン協定加盟国になるため、90日以内の滞在であれば、ビザを取得せずに入国することが可能です(91日以上滞在する場合はビザが必要)
※シェンゲン協定実施国に入国するにはパスポートの残存期間3ヶ月以上が必要
学生ビザは91日以上滞在する場合に必要で、語学留学を理由に発行されるため、学生ビザで滞在できる期間は、留学の期間(レッスン+宿泊期間)となるので注意が必要です。
また、学生ビザで滞在中は、週20時間までアルバイトが可能。
ただし、1週間に15時間以上の就学が条件で、アルバイトにはWork Permitが必要となります。
アイルランド留学に必要なビザについて
アイルランドでは90日以内の滞在ならビザは不要です。
91日以上滞在する場合、学生ビザが必要となり、最長8ヶ月間(6ヶ月学校+2か月休暇)滞在でき、このビザは2回まで延長可能です。
アイルランドの学生ビザでは週20時間までのアルバイトができ、ホリデー期間は週40時間まで働けます。
また、アイルランドの学生ビザは事前申請が必要ありません。
必要書類を準備した上で渡航し、現地到着後に手続きをします。
18歳から30歳までの方は、1年間滞在できるワーキングホリデービザ(ワーホリ)もあり、仕事や旅行が自由にできます。
2ヶ国留学とは?|おすすめのプランをご紹介!
2カ国留学とは、留学期間を前半と後半に分けて2つの国で留学することを指します。
まず1カ国目で英語の基礎力をつけ、英語力を向上させ、2カ国目では応用力を養うために海外大学進学やワーキングホリデー、インターンシップに参加することができます。
マルタマルタのおすすめの留学先は、マルタとアイルランド。
マルタとアイルランドの2カ国留学はこんな方におすすめ◎
- ・費用を抑えたい
- ・海外大学進学に必要なスコアを伸ばしたい
- ・英語力を伸ばして就職や転職に役立てたい
- ・ダンス、料理、マッサージなどの専門技術を海外で学びたい
- ・海外での就労に向けて、英語での会話力を身に付けたい
2カ国留学のメリット
2カ国留学を選べば、それぞれの国に個別で留学するよりも、便利でお得に留学できます◎
具体的には、マルタにもアイルランドにもあるECやAtlasといった語学学校を、両国の留学先に選ぶことで、こんなメリットが!
お得な割引 | スムーズに転校 | |
Atlas Malta × Atlas Dublin | 〇(直接割引) | 〇 |
EC Malta × EC Dublin | 〇(間接割引) | 〇 |
そのほか | △ | △ |
具体的には、同じ語学学校で2カ国留学をすることで、次のようなメリットがあります。
Atlas Malta × Atlas Dublin
- ・マルタ留学とアイルランド留学の合計週数に応じて、€100~300の値引きを受けられる
- ・英語レベルを事前にチェックする入学前テストを、転校時に再度受けずに済む …など
EC Malta × EC Dublin
- ・2カ国の留学週数を合算できるので、長期留学扱いにできる(週あたりの料金が通常よりお得になる!)
- ・英語レベルを事前にチェックする入学前テストを、転校時に再度受けずに済む …など
学校が同じなら、次の国でもそのままのレベルで英語学習を続けられるし、ほかにも同じテキストが使えるから、安心して勉強ができる、みたいな良さもあるね◎
おすすめプラン① 12週マルタ+25週アイルランド+12週マルタ
まず最初にマルタに12週間滞在し、英語環境に慣れつつ基礎力を身につけます。
学生ビザでアイルランドに25週間滞在し、アルバイトやインターン×勉強をしつつ、国内やヨーロッパ諸国への旅行を堪能。
最後には、再びマルタで12週間滞在し、さらに英語力アップ。IELTS等の資格対策や、ビジネス英語クラスに挑戦してみるのもおすすめです◎
おすすめプラン② 12週マルタ+25週アイルランド+8週旅行
プラン①と同様、12週間マルタと25週間アイルランドで過ごした後、最後にご褒美旅行。
アイルランドの学生ビザは25週間学校+2か月休暇が許可されているため、アルバイトしながらヨーロッパ諸国へ旅行ができます。
アイルランドからご褒美旅行に行くのにおすすめなのはお隣のイギリス。
アイルランドとイギリスはCTA(Common Travel Area)という協定を結んでおり、圏内の移動の自由が認められているため、入稿審査がスムーズ◎
アイルランド⇄イギリスは飛行機で一時間弱で行くことができ、航空券も片道3,000円程度と破格なのも魅力のひとつ。
格安航空会社RyanairやAer Lingusを使用することで、留学中にお得にご褒美旅行ができちゃいます!
マルタとアイルランドの2カ国留学まとめ
今回は、マルタとアイルランドの特徴をご紹介しました!
同じヨーロッパ諸国でも立地はもちろん、気候や食事、英語のアクセントも異なる2カ国。
そんな魅力あふれるマルタとアイルランド、どちらも気になるという方におすすめなのが2カ国留学。
マルタとアイルランドを含んだ留学に興味を持っていただけましたら、ぜひマルタマルタドットコムまでお問い合わせください。
マルタマルタドットコム編集部のカモメです。
日々楽しくて役立つ文章が書けるように奮闘中。
好きな食べ物は小魚🐠
マルタ留学について知りたいことがあったら、ボクに聞いてね!
調べた情報を頑張ってみんなにお届けするよ!