【マルタを楽しむ!】郷土料理を味わおう!マルタの前菜おすすめ7選
Update 2025.11.26

マルタは食の宝庫。
地中海料理やイタリアン、フレンチをはじめ、中東系、アジア系料理など、多種多様なレストランが楽しめます◎
世界中の新しい食べ物に出会う機会も多くありますが、マルタに来たからには外せないのがマルタの郷土料理。
ホームステイに滞在していれば郷土料理を食べる機会もありますが、アパートや寮に滞在していると、マルタ料理を食べる機会は少なくなります。
今回は、そんな方々にもおすすめしたい、地中海の魅力が詰まったマルタの代表的な前菜についてご紹介します!
Contents
マルタ料理の前菜として絶対食べたい厳選7選
1. ガレッティ(Galletti):どんな料理にも合うローカルクラッカー

マルタのローカルお菓子であるガレッティは、英語で「ウォータービスケット」や「ウォータークラッカー」と呼ばれます。その名の通り、卵や牛乳不使用のシンプルなクラッカーです。
レストランではプレーン味が前菜に添えられますが、スーパーではハーブなどの味つきのものも豊富に取り揃えられており、お店でもお家でも楽しめるマルタ人にとって身近なお菓子です。
ローズマリー味のガレッティは特におすすめ!
これから紹介する食材との相性は抜群です!ぜひ一緒に召し上がってみてください。
2. ジュベイナ(Ġbejna)【ゴゾ島名産】:ワインに合う爽やかな伝統チーズ

マルタ共和国を構成する島の一つ、ゴゾ島の伝統的な名産品として知られており、「ゴゾチーズ」とも呼ばれています。
山羊(ヤギ)や羊のミルクを用いて作られますが、イメージとは裏腹に臭みやクセのない、あっさりした味です。
他のチーズよりも酸味とクリーミーさが特徴で爽やか!
ミネラルたっぷりのマルタワインや、他の前菜とも相性バッチリ◎
短時間で表面を熟成させた柔らかいフレッシュチーズ(通称:フリスカ)から、オリーブオイルに漬けた長期保存ができるハードタイプなどさまざま。
現地でのお食事にも、お土産にも喜ばれます!
3. オリーブ:地中海といえば外せない高品質なマルタ産

オリーブの生産地として有名なのはスペインやイタリアですが、実はマルタ島も気候や土壌において理想的な土地であることから、古くからオリーブの栽培やオリーブオイルの生産がなされています。
生産量は多くないものの、マルタで生産されるオリーブオイルは高品質と称されています。
スーパーのお惣菜コーナーでは、日本では見かけないような種類のオリーブがずらりと並びます。
- 【オリーブの種類(一例)】
- 若い実のグリーンオリーブや熟した実のブラックオリーブ
- アンチョビやブラックペッパーのペーストが詰められた創作オリーブ
しょっぱいものからあっさりまでたくさん種類があるので、
それぞれの好みに合わせてお気に入りの味が見つかりそうです!
4. ビギーラ(Bigilla):空豆ベースの定番ペースト

空豆のペーストを、ガーリックやハーブなどで味を整えたマルタの定番メニューで、マルタ人がこよなく愛するおふくろの味です。
一見、レバーペーストのような見た目ですが、豆由来なのでとても素朴な味わいで、レバーペーストのような癖のある味が苦手な方にもおすすめ◎
マルタ自慢の美味しいパンやガレッティに合わせれば、ビギーラの落ち着いた風味に病みつきになること間違いなし!レストランではお通しのパンの付け合わせとして出てくることもあります。
メインの料理の前に食べすぎてしまわないように要注意です!
5. トマト:マルタ料理に欠かせない万能食材

マルタ料理=トマトといっても過言ではないくらい、多くの料理に使われる定番の食材。
トマトといっても、日本のように生の状態のスライスや櫛切りではなく、小さく一口サイズにカットし、種の部分は取り除いて食べることが一般的です。
前菜にはフレッシュトマトのほか、ドライトマトなども登場します。
- 【ドライトマトの魅力】
- 生のフレッシュトマトよりも、旨みが濃縮されている
- そのまま食べても美味しいですが、塩っ気が効いているので料理への汎用性が抜群
- オリーブオイルやガーリック、ハーブに漬けられたものもあり、楽しみ方が広がる
パスタなど、留学中の節約料理にも大活躍!
これさえあれば自炊も捗ります🍅
6. マルチーズソーセージ

マルタの伝統ソーセージであるマルチーズソーセージは、豚肉とニンニク、胡椒やコリアンダー、パセリなどを使用しており、少ししょっぱめでスパイスが効いた味わいです。
ぷちぷちとしたケッパーとオニオンを添えたものが前菜としてお店に登場します。
前菜以外にも、パスタやピザの具、サラダのトッピングとしても使われ、フレッシュトマトとも相性良し◎
また、マルチーズソーセージを使ったパイは、食べ歩きにもぴったり!
観光中や通学途中にパン屋さんで見かけたら、ぜひ試してみてくださいね。
7. 最強の組み合わせ:マルチーズプラッター

これまで多くのマルタの前菜を紹介してきましたが、どれを頼むか迷ったら、「マルチーズプラッター」という前菜の盛り合わせを注文するのがおすすめ◎
これらのマルタの食材がふんだんに味わえるため、最強の組み合わせを一度に堪能できます。

お店や季節によってメニューは異なりますが、味の濃いマルチーズソーセージ、ジュベイナ、ガレッティ、フレッシュトマトなどが含まれます。(お店や季節によって異なります。)
マルタの味を一つ一つじっくり味わったり、ジュベイナとガレッティを一緒に組み合わせたりして楽しむことができます。
どこのレストランでも9〜12ユーロ程度で楽しめますが、
一人で食べきるには少し量が多いため、ルームメイトやお友達とシェアして楽しんでみてください!
マルタ料理を食べるなら前菜から楽しもう!

マルタには、名産を使った様々な料理が楽しめるレストランがたくさんあります。イタリア料理の影響を強く受けているため、オリーブやチーズを使った料理が多く好まれます。
また、地中海の島国ならではのタコやイカなどの魚介の料理も豊富で、どこもハズレのない美味しいお店ばかりです。
そんなマルタ料理の第一歩として、まずはご紹介した前菜をぜひ堪能してみてください!
そして、食事のお供には、マルタで採れた新鮮なぶどうを使ったマルタワインを。冷たいマルタワインを傾けながら、素敵なマルタ料理とともにマルタライフを満喫してくださいね!

マルタマルタドットコム編集部のカモメです。
日々楽しくて役立つ文章が書けるように奮闘中。
好きな食べ物は小魚🐠
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