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マルタのイースター菓子「フィゴッラ」とは?伝統スイーツの味・レシピ・名店を徹底解説

Update 2026.03.02

マルタの春を象徴する、カラフルで可愛い焼き菓子「フィゴッラ(Figolla)」。

キリスト教の最大行事「イースター(復活祭)」には欠かせない伝統菓子で、毎年春の訪れとともに、魚やウサギ、車など、華やかにデコレーションされたさまざまな形のフィゴッラが店頭に並びます。

今回は、そんなマルタのイースターに欠かせない「フィゴッラ」の正体から、おすすめの名店、さらには自宅での作り方まで、その魅力を余すことなくご紹介します!

フィゴッラ(Figolla)とは?マルタ流イースターの楽しみ方

フィゴッラは、イースターの時期にだけ街中に現れるマルタの伝統的なクッキー菓子です。

イタリア語の「Figura(形)」が語源といわれ、古くから特定の形を模したお菓子として親しまれてきました。

柑橘とアーモンドが香るリッチな味わいはもちろん、大切な人へ「」を伝える贈り物としても愛されています。 
見た目も味も、そして込められた想いもスイートな「フィゴッラ」とは、どんなお菓子なのでしょうか?

どんな味?柑橘とアーモンドのリッチなハーモニー

フィゴッラの美味しさの秘密は、なんといっても甘さと香りのハーモニー。

たっぷりのアーモンドパウダーと砂糖を混ぜた「マジパン(アーモンドペースト)」を、レモンやオレンジの皮を練り込んだ、爽やかな柑橘香るサクサクのビスケット生地で挟みます。

これをいろんな金型でくり抜いて焼き上げ、表面をアイシングやチョコでコーティングし、仕上げに小さな「イースターエッグ」を乗せるとリッチな甘さと香りの引き立つ、上品で可愛いフィゴッラのできあがり!

口に入れた瞬間、柑橘の爽やかな香りと、アーモンドのリッチな甘さがふわっと広がるのが特徴です。

ちなみに、「Figolla」は単数形で、複数形は「Figolli」といいます!

日本では「フィゴーラ/フィゴーリ」と表記が揺れることもありますが、
フィゴッラ/フィゴッリ」のほうがより現地での発音に近いですよ☝️

「愛と友情の証」フィゴッラに込められた想い

マルタの人々にとって、フィゴッラは単なるお菓子ではなく大切なコミュニケーションツールでもあります。

実際に、マルタのイースターでは家族や友人、恋人へフィゴッラを「愛や友情の証」としてプレゼントしあう文化があります。

代々伝わる家庭のレシピをもとに、みんなで生地をこねたり飾り付けを楽しんだりする時間は、大切な人との絆を深めるかけがえのないひとときです。

また、フィゴッラは古くから「豊穣を願うモチーフ」としての役割も担っており、古くは魚やバスケットなどのシンボルが一般的だったそう。

最近では、贈る相手の趣味に合わせて車やギター、蝶々にドレス型など、自由な形で作るのがトレンドとなっています。

そんなフィゴッラには伝統的なルールがあり、当日の朝に司祭様の祝福を受けるまで食べるのを待つのがマルタ流長い断食(四旬節)の後に食べる甘いフィゴッラは、まさに最高のご褒美ですよ◎

イースターを一言でいうと「イエス・キリストの復活を祝う、キリスト教で最も重要なお祭り」です!

処刑されたキリストが3日目に蘇った奇跡を記念する日で、毎年「春分の日以降、最初の満月の次の日曜日」に祝われます。

当日に向けて静かに過ごす「ホーリーウィーク(聖週間)」を経て、復活の朝を迎えると街の雰囲気は一変!マルタでは賑やかなパレードが繰り広げられます。

そんな祝祭ムードの中、伝統の甘いお菓子「フィゴッラ」を頬張るのがマルタ流の最高のお祝いです🎉

マルタ現地で買える!フィゴッラのおすすめ名店

イースター時期のマルタは、どこに行ってもフィゴッラでいっぱい!

地元っ子も太鼓判を押す3つのお店をピックアップしたので参考にしてみてください◎

老舗の味を楽しむなら|Busy Bee(ビジービー)

王道のクラシックなフィゴッラなら、老舗で有名な「Busy Bee(ビジービー)」がおすすめ!

昔ながらのアイシングシュガーを使った素朴な味わいで、「おばあちゃんの味」として親しまれています。自分でデコレーションできるキットも売っていることも?体験型のお土産としても人気です◎

  • 【Busy Bee Cafe Sliema】
  • 住所:38 Triq Ix – Xatt Tas-Sliema, SLM 1022 マルタ
  • 営業時間:8:00~22:00
  • 定休日:不定休

モダンで贅沢な逸品なら|Manouche(マヌーシュ)

おしゃれなカフェ文化を牽引する「Manouche(マヌーシュ)」は、少しリッチな大人向け。

ピスタチオクリームを使ったり、素材にこだわった「進化系フィゴッラ」に出会えます◎

  • 【Manouche Craft Bakery, Brunch & Bistro Spinola】
  • 住所:Spinola Park, SPK 1000, San Ġiljan, マルタ
  • 営業時間:月 8:00~17:00 / 火~土 8:00~22:00 / 日 8:00~19:00
  • 定休日:不定休

高級感あふれるギフトに|Chocolate District(チョコレート・ディストリクト)

まるで芸術作品のような美しさを求めるなら「Chocolate District(チョコレート・ディストリクト)」。

赤ワインで煮たイチジクを混ぜたり、まるで芸術作品のような贅沢なフィゴッラに出会えます。

  • 【Chocolate District】
  • 住所:13 Triq Melita, Il-Belt Valletta VLT1126 マルタ
  • 営業時間:平日 9:00~19:00(金 20:00まで) / 土 10:00~20:00
  • 定休日:日曜日

フィゴッラは日持ちも良いから、常温で3〜4週間くらいは保つよ!

ただ、かなりおっきくて重量感があるのと、クッキー生地が割れやすいから、
スーツケースに入れるときは洋服で包んだりして、優しく運んであげてね☺️

手作りで楽しむ!マルタ流フィゴッラの作り方

マルタでは、家族みんなでフィゴッラを作るのが春の定番イベント。

少し難しそうにも思えますが、基本は「クッキー生地でアーモンドペーストを挟む」だけなので、意外とシンプル。

マルタの街でお気に入りのフィゴッラを探すのもおすすめですが、マルタ留学をするなら、フラットメイトと一緒にお菓子作りから楽しむのもGood!きっと良い思い出になるはず◎

そんなフィゴッラの簡単レシピをご紹介します!

フィゴッラの材料(大きめ1~2枚分)

  • 【クッキー生地】
  • ・薄力粉: 200g
  • ・無塩バター(冷やして角切り): 100g
  • ・砂糖: 75g
  • ・卵黄: 1個分
  • ・レモンの皮orオレンジの皮: 各1/2個分(両方でもOK)
  • ・バニラエッセンス: 少々

  • 【アーモンドフィリング(中身)】
  • ・アーモンドパウダー: 150g
  • ・粉糖: 125g
  • ・卵白: 1~2個分
  • ・レモンの皮: 1/4個分

フィゴッラの作り方の手順

1. クッキーの生地づくり

  1. ボウルに薄力粉とバターを入れ、擦り合わせるように混ぜてポロポロした状態にする
  2. 砂糖、レモン・オレンジの皮、卵黄、バニラエッセンスを加え、ざっくり混ぜる
  3. ラップに包んで、冷蔵庫で1時間程度寝かせる

レモンやオレンジの皮をすりおろして、たっぷり入れるのがマルタ流!
焼いた時に爽やかな香りがふわっと広がるよ🍋!

2. アーモンドペーストの準備

別のボウルに「アーモンドフィリング(中身)」の材料を入れて混ぜ、ねっとりしたフィリング(中身)を作る

3. かたちを整えて、挟む

  1. 生地を伸ばして、好きな型で同じ形を2枚くり抜く
  2. 1枚の生地の上にアーモンドフィリングを乗せ、その上にもう一枚生地を乗せる
  3. 生地の端をフォークや指でしっかり閉じる

閉じ方が甘いと、焼いてるときに中身が飛び出ちゃう可能性があるから注意⚠️!
アーモンドフィリングを乗せる際も、端を閉じる分を空けておくといいよ◎

4. 焼いて、デコレーション

  1. 180度に予熱したオーブンで、20~25分ほど焼き上げる
  2. 焼き上がったらオーブンから取り出し、しっかり冷ます
  3. 完全に冷めたら、溶かしたチョコやカラフルなアイシングでお絵かき
  4. 仕上げに、真ん中にイースターエッグをちょこんと乗せれば完成!

フィリングをお鍋で煮詰めて作る「伝統的な本格レシピ」や、混ぜるだけの「時短レシピ」など、作り方は家庭によってさまざまです。

ちゃんと作ってみたい!」という方は、ぜひレシピを調べてお気に入りを見つけてみてください👌

「フィゴッラ」を通じて、マルタ文化に触れる

今回は、マルタの春を彩る伝統的なお菓子「フィゴッラ」をご紹介しました。

柑橘とアーモンドの甘いハーモニーはもちろん、大切な人を想って焼き上げる温かい文化も、このお菓子の大きな魅力です。

春にマルタを訪れたら、ぜひフィゴッラとイースター文化を、じっくりと味わってみてくださいね◎

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