【費用がわかるマルタ留学体験談】ACE Maltaに28週間 H.I様

①ヨーロッパで生活をし、英語を学びたかった
②留学期間中にヨーロッパを周りたかった
③価格が他のヨーロッパ諸国より手頃

以上3点の理由から、最初の段階でマルタと決めて諸々比較検討を始めました。

①割引を行っていたため金額が手頃だった
②セントジュリアンの中心という立地が良かった

この2点がACE選んだ大きな理由です。

総評としてACEはとてもおすすめできます。

・中規模の学校でEFやECほど大きくないが、アクティビティが毎日とても充実している。
→小規模校はほぼ無いと聞いた。　

・南米、トルコ、韓国の友達が沢山できる。
→6〜7月のバカンスシーズンは欧州からも多数の人が学校にきます。

・寮を自由に変えられ、細かく値段設定が分かれていないので、部屋が気に入らなければ別のフラットに簡単に変えられる。

・デメリットとしては稀にクラスの人数が多い。
→6〜7月のハイシーズン、別クラスの先生の欠席時など。

他校の日本人の友達も何人ができましたが、話を聞く限り、コストパフォーマンスを考えるとACEで良かったなと思っています。

2人部屋(相部屋)の学校手配のシェアフラットに住んでいました。

初回のフラットはバルータベイというスリーマ至近のビーチが目の前の好立地で、通学に徒歩20分弱かかるものの、海沿いを歩けて気持ちが良かったです。
シェアメイトは入れ替わりがありましたが、2人ともトルコ人でした。
ただし古いため中々汚く、水回りに蟻がいたり、ホットシャワーが出ない時があり2ヶ月で引っ越しをしました。
※なおホットシャワーの問題は引越し直前に解決しました。

2件目はより中心街に近く、リビングがかなり広くくつろげました。
3〜4部屋を6〜7名で生活するのですが、1人部屋が2部屋、2人部屋が1部屋の最大計4名しか住まないフラットだったので、キッチンやシャワーの利用や洗濯等は快適でした。
またエアコンは課金制なのですが、ファンと簾がついていたおかげで40℃になる酷暑の夏をエアコンなしで乗り切ることができました。
シェアメイトは4ヶ月半の間、同じ日本人でした。
英語が〜と思われるかもしれませんが、ストレスがほぼなく過ごせたので悪くない選択だと思います。

あと、1軒目も2軒目も運良く乾燥機が付いていたので洗濯が本当に楽でした。
こればかりはフラット次第なので運が良かったです。

基本的に授業に出るか、ヨーロッパを旅行していました。
クラスが午後15:30からだったので朝(というか昼)起きて単語の復習&ランチ作り→学校という感じです。
授業は先生との相性がありますが、嫌なら変えれるので試してみればいいかと思います。
先生により授業スタイルがかなり違うので、少し戸惑う可能性はあるかもしれません。
授業後は南米の友達と”SUSHI”を食べに行ったりバレッタに行ったり、誰かの家でご飯を作ってみんなで食べたりしていました。
クラスで飲みに行ったり、先生とご飯を食べたり、、もありました。(先生次第です)
毎週月曜はウェルカムミーティングとパーティーがそれぞれラウンジとクラブであるので友達作りも兼ねて参加していました。
クラブには学生の他、欧州からのツーリストも多数来るので、英語を試す場にもなります。

把握していませんが、社会人の方は時間を大切に、無理のない範囲で使った方がいいかと思います。
パスタ作りにハマったり、旅行先の食べ物を再現したりで自炊をして食費を抑えていました。

・夜のバレッタ
→世界遺産の街で、とても美しいです。

・スピノーラ
→湾沿いを散歩するのが好きでした。

・Footloose(クラブ)
→色んな思い出があります、、、笑

・ルアマルタ国際空港
→通っていました。

マルタから、一時帰国の日本と寄道のタイも含め30カ国、全体の92日分は旅行に費やしていました…。
元々これも目的の一つであったので、ホリデーとLCCをフル活用し、ヨーロッパの様々な絶景や、日本から行くには時間が必要な場所に簡単にアクセスできて本当に楽しかったです。

パリやロンドン、ローマなどある程度著名な街を除いて良かったなと思った国や地域、街ベスト5は以下です。
5位　オーストリア(南チロル・ゼルデン)
→日本人がいない山岳リゾートで、美しいチロルの景色と映画007の世界が広がります。

4位　ポルトガル&スペイン(ポルトとバスク地方&アンダルシア地方)
→この二国はご飯がとにかく美味しく、増量間違いなしです。

3位　イタリア(チンクエテッレとマテーラ&アルベロベッロ)
→どちらも日本から行くのはとても大変なのでおすすめです。前者はディズニーシー、後者は洞窟とトゥルリの世界が広がります。

2位　ヨルダン(ペトラ遺跡&ワディラムと死海)
→マルタから片道7800円で中東ヨルダンに行けます。レンタカーで回りました。(なおそのまま陸路でイスラエルやパレスチナにも行きましたが出国後直ぐに戦争が勃発しました…)

1位　スイス(ブリエンツ湖&ユングフラウ周辺とマッターホルン)
→お金はかかりますが、スイスの景色は感動です。周遊時に回りきれなかった都市は別途行くくらい美しかったです。

他にもモンテネグロやアルバニア等、物価の安いバルカン半島を陸路で回ったのもとても印象深いです。

逆にお勧めできないと思ったのは以下です。
・ベオグラード(セルビア)
→公共交通機関がとても複雑怪奇な仕組みです。陸路移動の手段であるベオグラード→ポドゴリッツァの夜行列車は座席だとまともに寝れないので気をつけてください。

・マドリード(スペイン)
→レアルマドリーのスタジアムのトイレにはこのご時世にも関わらず手洗いが一切ないので注意です。

・プリズレン(コソボ)
→美しい街ですが、隣国からバスを乗り継いでいくほどの街ではないと感じました。

・ウィーン(オーストリア)
→ハプスブルク家やその遺産である美術品、王宮等に興味がない場合、高確率でやることがありません。

飛行機が12時間遅延、ドミトリーの当たり外れ、水シャワーしか出ない修道院ステイなど色々ありましたが、本当に楽しい旅ができました。

大きく3点あります。
①多国籍な友達ができたこと。
→マルタ留学後にアフリカと南米を回るので、南米の友達に会いに行くのがとても楽しみです。

②出身、年齢、職業、学校もバラバラの日本人と出会えること。
→日本にいたら会っていなかっただろうという人たちと出会え、色々な職業の話を聞けて自分の経験値がアップできました。

③ヨーロッパに旅行に行ける。
→前質問の通りです。同じように沢山旅行したい方は空港ラウンジを使用できるプライオリティパスの取得を強くお勧めします。欧州空港は狭く混んでいるためです。

英語も遊びも！という方には強くお勧めできるなと思いました。

価格が手ごろ
今回割引（キャンペーン）をしていたから
サービス（情報）が充実しているから

マルタでの生活、ヨーロッパ旅行はとても楽しいものでした。
反面、フィリピンなどと違い自由な環境なので、英語の成長は自己意識にかかっています。
文化の全く違うラテンやイスラム教国家の人たちや欧米人の気質に触れたい場合、マルタはコストパフォーマンスに最も優れた留学先だと思います。
地中海に浮かぶ小島で、日本では感じられない時間軸や感覚、考え方を感じてみてください。
卒業の時には、英語力のUPと共に日本の良い点、悪い点も俯瞰して見ることができるかなと思います。