

【後編】マルタ大学+EC Malta校での私の留学体験談
Update 2025.05.08

2022年2月からECマルタ校に通った後、マルタ大学へで語学留学をされた女性のマルタ留学体験談をご紹介します。
こちらの記事では、ECマルタ校に通った後、マルタ大学に通った際の生活についてお話いただいてるので、参考にご覧ください!
マルタ留学にかかった費用
学校名 | |
---|---|
性別 | 男性 |
年齢 | 10代 |
期間 | |
レッスン | |
宿泊 | |
学費合計 |
- マルタ航空券(往復)
- マルタ留学合計金額
前半では、ECマルタ校での生活についてを話してくれてるよ!
【前編】マルタ大学+EC Malta校での私の留学体験談
マルタ大学でのオリエンテーションについて

まず、授業が始まる前に、海外からの学生向けのオリエンテーションがありました。
私が参加した年には、トートバッグのプレゼントがあり、授業の取り方や課外活動などの説明が行われました。
また、ESNというヨーロッパ全体のインカレサークルのような団体の紹介もありました。
この団体は、夏やイースター休暇に開催されるカリブ海でのパーティーや海外研修などを企画しており、その説明を聞いてワクワクが一層高まりました。
オリエンテーションの後にはクラブでウェルカムパーティーが開かれ、様々な学生と知り合う絶好の機会でした。
マルタ大学での授業について

マルタ大学は唯一の総合大学であるため、文系から理系までさまざまな授業を履修することが可能です。
また幅広い分野のコースを選ぶことができ、学びたいことをほぼ何でも勉強できます。
マルタ大学での授業について、質問形式で紹介していくよ!
Q1. マルタ大学での専攻について教えてください。
私は学部外生としてマルタ大学に通っていたため、日本で専攻している科目とは別のコースを履修することができました。
休学留学で異なる分野を学べるのは、とても嬉しい経験でした。
日本では芸術を専攻していますが、日本の大学ではファインアート(いわゆるアート)に関連する授業がほとんどありませんでした。
しかし、マルタ大学では、プログラミングを使った芸術の授業や、イメージメイキングなど、テクノロジーとアートを融合した授業があり、視野を広げることができました。
プログラミングの知識は全くありませんでしたが、マルタ大学で興味を持ち、日本に帰国した今も勉強を続けています。
また、全く関係のないマーケティングの授業も履修しました。
Q2. 日本の大学で履修していた芸術系のコースもマルタで履修しましたか?
芸術系では、写真の授業も履修しました。
日本では総合大学で学ぶ場合、理論や論文研究が中心であり、実践を学ぶ機会は非常に少ないのですが、マルタ大学の授業では実践に重きが置かれており、毎週テーマが設定されて撮影を行い、クラスメイトに作品を発表するスタイルが取られていました。
自分の作品を発表するのは慣れないことであり、さらにそれを英語で行うということで非常に緊張しましたが、クラスメイトは皆カメラに興味を持っており、熱心に聞いてくれました。
また、彼らの作品を見ることも良い刺激になりました。
Q3. マルタ大学の授業で何か困ったことはありましたか?
みんなの前で英語を話すことについてです。
語学学校にいるときは、英語に不慣れな人が多いので、間違えても大丈夫だと心から思えます。しかし、英語がネイティブな生徒の前ではやはり緊張します。
私がマーケティングの先生が英語を間違えるのを見て、完璧な英語を話す人は少ないんだと気づいたことで、安心して話せるようになりました。
できる限り自分の意図を伝えたいと思い、相手の目を見て話し、伝わっていないと感じたら別の単語を使うようにしました。また、発音の改善にも努めました。
Q4. 印象に残った授業はなんですか?
毎週与えられるお題に基づいて1週間かけてポートフォリオを作成するフォトグラフィーのコースが印象的でした。
私にはもともと写真を撮るのが好きで上手な友人がいたので、私は主に動画撮影をしていました。
構図や光の扱いの重要性は理解していましたが、自分でお題を落とし込んで何かを伝えるための経験はなかったため、毎週必死にスマホを手にしてマルタを駆け回っていました。
各自が作品を持ち寄るので、毎週全く異なる作品を見せてくれましたが、3週目あたりでそれぞれの個性が現れることに気づき、非常に興味深かったです。
私はスマホで撮影していたため、褒められるようなことはないだろうと思っていましたが、クラスメイトから「インスピレーションを受けた」と言ってもらえて、楽しかったです。
先生自身がフォトグラファーとして活動しており、また日本の写真家についての興味も深い方だったので、非常に学びになりました。
Q5. 選択授業は何か受けましたか?
私は、Degree Plusという選択科目を履修していました。
この授業では、スポーツからアート、ファッション、ボランティアなど、さまざまな分野を自由に学ぶことができます。
私が在籍していた学期では、水曜日と金曜日に開講されていました。
選んだクラスによっては、学費に追加で約15ユーロかかることがあります。
必要なものは自分で準備しなければなりませんが、先生方はメールアドレスを教えてくれるので、いつでも質問できます。
Degree Plusでは、40代を超えた人たちも受講しており、異なる年代の学生たちと交流することができ、海外の大学の多様性に感動しました。
マルタ留学中の生活について

続いて、マルタ留学中の生活について、質問形式で紹介していくよ!
Q1. 発音矯正はどうやってしましたか?
私の場合は、発音矯正といっても、映画を見る時にシャドーウィングすることや、歌を歌うなど気を張らずにできる方法を選びました。
また、ECの先生に発音を聞きにいったりもしてました。
Q2. 1日のスケジュールを教えてください!

私の一番忙しかった水曜日の1日スケジュールを紹介します。
私が一番授業を取っていたのではこの水曜日で、それ以外の日は授業も数個しかなく自分のやりたいことをやりたいだけしていました。
Q3. マルタ留学中によくしていたことはありますか?

まず、1年間ずっと楽しんでいたのが料理です。
日本では高価なスパイスが安く手に入ったり、材料が揃いやすかったり、大型のオーブンが家に備わっていたりと、料理をする環境が整っていました。
さまざまな国の友人と出会ったことで、韓国料理やフランス料理など、これまでに考えたこともなかった料理のレシピを学ぶことができました。
ECマルタ校時代は、毎週のようにルームメイトが入れ替わっていたので、同じ料理でもさまざまなレシピを試すことができてとても楽しかったです。

次にスケートボードとサーフィンを始めました。
スケートボードは友人が帰る際に「持って帰れないから使ってくれ」といってもらった物を使っていました。
マルタ大学の前にはスケートパークがあり、そこで滑っている人たちが滑り方を教えてくれ、新しい友人もできました。
サーフィンは以前から興味がありましたが、マルタでできることを大学のオリエンテーションで知り、参加しました。
サーフィンはコーチが教えてくれるスタイルで、クラスの情報はESNmaltaというFacebookグループから得ることができます。
ESNはヨーロッパの学生団体で、そのグループではサーフィンのほかにもさまざまなアクティビティが提供されています。
Q4. マルタ留学を終えての心境を教えてください。
大学が始まる前は、完璧な英語でないと恥ずかしいと思っていましたが、それをモチベーションに勉強していたので無駄ではありませんでした。
実際に授業を受け、学生と交流するうちに、完璧でなくても何とかなると気づきました。
語学学校では日本人が珍しくありませんが、大学ではアジア人自体が少ないため、先生から興味を持たれることが多く、自主的に勉強するようになりました。
特に、マルタ大学で学んだデジタルアートの授業のプログラミングに魅了され、日本に帰国後も続けています。
学生生活に必須、交通手段や生活について

月20ユーロで学生バスカードを利用することができます。一回の乗車で2時間乗り放題で、当時の料金は0.75ユーロほど。
私は学生バスカードを使って、首都のバレッタへ週に何回か訪れることもありました。
バレッタには、勉強する時に通っていたお気に入りのカフェがあり、何度か通ううちにお店の人とも仲良くなりました。
勉強を頑張っているときにはケーキをご馳走してくれたこともあります。
ふと、寂しくなったときにすぐ行ける場所があるのはとても良かったです。
マルタ留学を終えて

この留学を通じて、自分で行動することの大切さを学びました。
家探しや書類のトラブルなど、誰も頼れない状況で自分から動いたことで、より良い結果を得ることができました。
マルタでの生活を通して、自主性が身につき、これからの人生でも役立つ力を得たと感じています。
コロナの影響で途中帰国となりましたが、早めの準備でスムーズに対応できました。
途中で帰国することになっても、語学学校と大学の両方で学んだことで、十分に満足できる留学になったと思います。
マルタ大学での体験談まとめ

今回は、ECマルタ校を卒業した後入学したマルタ大学での授業風景や、生活の様子についてご紹介しました。
前半では、マルタ大学に入学する前に通っていたECマルタ校について詳しくお話しているので、よければ参考にご覧ください!
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