

マルタ留学するならゴゾ島観光は絶対おすすめ、外せません
公開日 2021年1月27日 最終更新日 2021年01月27日

マルタはマルタ島、ゴゾ島、コミノ島、他3つの島からなる、合計6つの島で構成されていて、そのうち人々が暮らすのは、最も大きな2つの島、マルタ島とゴゾ島。
ゴゾ島へのアクセスは、フェリーで約25分。
2つの島は同じ国内だし、つい同一視してしまいがちですが、地元ではマルタ島の人はマルチーズ、ゴゾ島の人はゴジタンと呼ばれ、それぞれとっても強い地元意識があります。
マルタはとても小さな国で、総面積は名古屋市とほぼ同等。
日本人から見ると、そんな小さな国の中で一体何が違うんだ? と思いがちですが、実際に訪れてみると、2つの島の違いは結構分かりすく、ゴゾ島はマルタ島よりも自然豊かで牧歌的で非常に時間がゆっくり流れています。
ゴゾの人々は、マルチーズよりも堅実で派手なことを好まず、概ね真面目。
今回はそんなゴゾ島の魅力と、留学中にゴゾ島観光に行ったら絶対に押さえておきたいポイントを紹介していきたいと思います。
Contents
マルタ留学中に誰しも必ず1度は訪れるゴゾ島について

ゴゾ島は、東京の山手線一周と同じくらいの小さな島。
島の中には数々の映えスポットや美しいビーチは勿論、5000年前の古代神殿ジュガンティーヤをはじめ、数々の見どころが東西南北、余すことなく島の各地に点在しています。
たまにゴゾ島は小さいから午前中だけ観光して、午後はコミノで遊びたい、なんて声を聞くこともありますが、ゴゾ島の魅力を良く知る立場からすると、それはあまりにも勿体ない巡り方です。
ゴゾ島は観光するなら、最低でも一日フルに使いましょう。もし時間に余裕があるなら、日帰りではなく一泊してゴゾ島らしさをじっくり体感するのがお勧め。
季節はいつ訪れても美しいですが、特におすすめなのが冬と春。
島が一面緑に覆われ、ハーブの花が咲き乱れるこの時期は、マルタにいるなら訪問必須の季節。
マルタ留学中、週末を利用して是非ともゴゾ島観光をお楽しみください。
マルタ・ゴゾ島へ行く方法、語学学校のアクティビティやツアーを利用

ゴゾ島へは、マルタ島の北部チェルケウワからフェリーで約25分。
フェリーは24時間、地元のフェリー会社ゴゾチャンネル (Gozo Channel) が運航しているものの、ゴゾ島内の公共バスの路線が観光にはあまり適していないため、語学学校のアクティビティや旅行会社主催のガイドツアーへの参加、またはゴゾ島内の周遊バス、ホップオン・ホップオフバスの利用がお勧め。
ツアーは基本的に英語ガイドの案内でゴゾ島内の主要な名所巡り。
ツアー代金には、マルタ島内のフェリー乗り場への送迎とランチが含まれているものが多く、行きたい場所が特に決まっていないけどゴゾは見ておこう、という方やガイド一緒に回りたいという方向け。
周遊バスの場合は、ゴゾ島内のどのバス停で降りて、どの程度その場所で過ごすか事前に旅程をある程度決めておく必要があります。
ランチは含まれていないものの、ツアー同様にマルタ島内のフェリー乗り場への送迎は込み。
金額はツアーが50~60ユーロ前後、周遊バスが30ユーロ前後が相場。学校の主催するアクティビティは、語学学校毎に異なるため、各学校にご確認ください。
ゴゾ島までのフェリー乗り場はどこ?乗船方法と費用は?

ゴゾ島とマルタ島を結ぶフェリーはマルタ島北端のチェルケウワ(Cirkewwa)の港と、ゴゾ島の東南部にあるイムジャール港間を運航しています。
路線バスでゴゾ島に向かう方は、41、42、222番などのバスがフェリー乗り場Cirkewwa行きとなります。
またはGoogleマップ検索でも、バスルート番号が表示されますので、そちらでも確認可能。
フェリーは日中だと45分~1時間に一本程度、深夜、早朝は2時間に一本程度で24時間運航しています。
運賃は往復で4.65ユーロ。
片道チケットの販売はなく、往復チケットをゴゾ島出航前に購入するシステム。
マルタ島出港時は時間ギリギリでもフェリーに乗ることが可能ですが、ゴゾ島から出港するときはチケットを買う必要があるため、特に夕方のフェリーに乗船する場合は余裕をもってフェリー乗り場に向かいましょう。
フェリーターミナルや船内では、コーヒー、ソフトドリンク、スナック等の軽食の購入が可能。
ゴゾ島への道中、フェリーのデッキからは見えるのはコミノ島のブルーラグーン。
進行方向に向かって右手側にいるとコミノ島が見えますので、晴れの日は到着までデッキで過ごすのもお勧め。
歴史的建造物である教会や聖堂、および滞在方法を紹介します

ゴゾ島にはマルタの中でも特徴的な教会がいくつかあります。
そのうちで最も代表的なのが奇跡の教会として知られるタ・ピーヌ教会。
タ・ピーヌ教会はその昔、地元の農婦が聖母マリア様の声を聞いたのち、病気が治るなどの数々の奇跡が起きたと言われている教会です。
教会内部には展示されているのは、タ・ピーヌ教会に礼拝に訪れた後、奇跡によって救われた人々から届いた報告と感謝の手紙と、奇跡によって不要になった人から送られてきた、コルセット等の医療器具。
中には、タ・ピーヌ参拝後、アメリカに渡った方が、同時多発テロ直前にビルから脱出するよう導きの声があり、助かったなんて報告の手紙も。
自分も奇跡にあやかりたい!という方は、教会内に用意されている封筒にお布施を入れて寄付すると共に祈りをささげることも可能。
タピーヌ教会の場所はゴゾ島の西部、サン・ローレンス。
景観とブルーホールが見学できる、ドウェイラ湾の観光ついでに立ち寄るのがお勧め。
ヴィクトリア・チタデルに行ってみよう

ゴゾ島の中心部ヴィクトリアに寄り添うようにたたずむのが、ゴゾ島観光の目玉の一つ、城塞チタデル。
チタデルはその昔、ゴゾ島が海賊に襲われた際、島民が避難する場所として使用されていました。
悲しい過去を持つ場所ですが、今では一転多くの観光客を受け入れています。
城塞内には大聖堂をはじめ、考古学博物館や民族博物館などいくつかの見学施設が点在しています。
チタデルで押さえておきたいのがゴゾ島を代表する大聖堂。
この大聖堂には、元々はドーム型の屋根、クポーラが設置されるはずでしたが、予算の都合つけることが出来ませんでした。
そのため、内部から見ると屋根があたかもドーム型になっているように見える、だまし絵が天井に描かれています。
外から見ると屋根がドーム型になっていないのが一目瞭然。
見学の際には、是非外と中からご覧ください。
チタデル内部を見学しながら、城塞の最上部まで上がると、ゴゾ島を一望できる絶景ポイントが広がっています。
こちらからの景色は季節ごとに様子が異なり、特にお勧めなのは12月から4月頃の雲が浮かぶ晴れの日。
眼下一面に広がる緑の上に雲の影がぽっかりと映りこむその景色には、なんだかとっても癒されます。
チタデル内にはいくつかの飲食店も。
その中でもマルタ料理のレストラン、タ・リカルドゥではお店で作っているゴゾ名産の山羊のチーズをはじめ、地元で取れたオリーブやトマト、ケッパーといった地元の特産盛り沢山の前菜マルチーズプラッターを頂くことが出来ます。
他にも人気なのがホームメイド ラビオリ。
どれも結構ボリューミーなので、量には十分注意して注文してください。
チタデルに隣接するのは、こじんまりとしたローカル感満載のゴゾ島で唯一の街、ヴィクトリア。
町中には、なんだか散策意欲を掻き立てる路地が走り、思わず入ってみたくなる小さなカフェがいくつか軒を構えています。
路地やメイン通りには、ゴゾ名産品を扱うお土産物屋もいくつかありますので、買い物にも便利です。
滞在先となるホテル、食事の美味しいレストランについて

ゴゾ島でホテルが多く集まっているのは、シュレンディとマルサルフォーンの2つの漁村、そしてヴィクトリア。
ホテルの規模は、小・中型規模が多く、大型ホテルは数件のみとなっています。
ゴゾ島の宿泊施設で特徴的なのが、昔の農家を改築したヴィラタイプのファームハウス。
プール付きでベッドルームが5部屋程あるようなラグジュアリーなファームハウスも多くありますので、語学学校の友達同士でファームハウスを貸し切って泊まるのもお勧め。
ゴゾ島には数多くのレストランがありますが、観光中にお勧めなのはシュレンディ湾目の前のレストラン、タ・カロリーナ。
こちらのレストランは、ランチだけでなく、ディナータイムもおすすめ。
夕日が美しいことで有名なシュレンディ湾で、絶品パスタや地元のシーフードをお楽しみいただけます。
他にも観光途中にナドゥールの村に立ち寄れる方、是非とも地元のパン屋マショックベーカリーの絶品フッティーラを是非ともトライしてください!
マルタ島側でフッティーラといえばドーナッツ型のパンですが、ゴゾ島のフッティーラはピザの様なもので、生地の上にスライスしたポテトとチーズを乗せて、端っこを少し折り曲げて石窯で焼いたもの。
その味には帰国後に忘れられなくて夢に見る、という人までいるほどです。
マルタ留学中、ゴゾ島に行ってみたいと思ったら是非ご相談を

ゴゾ島の情報いかがでしたか。
マルタ留学中のゴゾ島の巡り方、穴場スポットなどご相談のある方は、お気軽にマルタマルタまでご相談ください。
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